トヨタは2026年7月1日、ハイブリッド車『プリウス』の一部改良を実施し、同日より販売を開始した。今回の改良では、利便性と安全性を高める装備の充実が図られ、全グレードで商品力が強化されている。
全車標準装備となる新機能
今回の一部改良の最大のポイントは、車速感応オートパワードアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)を全車に標準装備したことだ。これにより、走行中に一定速度に達すると自動でドアがロックされ、衝突時には自動でドアロックが解除されるため、利便性と緊急時の安全性が向上した。
また、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」には、Zグレードにおいてアダプティブハイビームシステム(AHS)が標準装備となった。AHSは、対向車や先行車の位置に応じてヘッドライトの照射範囲を細かく制御し、夜間走行時の視認性を高めるとともに、他車への眩惑を低減する。
走行性能の向上と新ボディカラー
走行面では、E-Four(電子制御4WD)搭載車に「SNOW EXTRAモード」がドライブモードセレクトに標準装備された。このモードは雪道など低μ路での発進・加速性能を最適化し、より安定した走行を可能にする。
エクステリアでは、新ボディカラー「ニュートラルブラック」が設定された(Xグレード除く)。この色は、落ち着きの中に高級感を漂わせるブラックで、プリウスの洗練されたデザインを一層引き立てる。
グレード別価格一覧
今回の一部改良に伴うメーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通り。最廉価グレードはX(ハイブリッド車 2WD)の279万6200円で、最上級はZ(プラグインハイブリッド車 2WD)の464万5300円となる。
- Z(プラグインハイブリッド車 2WD):464万5300円
- G(プラグインハイブリッド車 2WD):388万4100円
- Z(ハイブリッド車 2WD):399万8500円
- Z(ハイブリッド車 E-Four):425万1500円
- G(ハイブリッド車 2WD):332万4200円
- G(ハイブリッド車 E-Four):357万7200円
- X(ハイブリッド車 2WD):279万6200円
- X(ハイブリッド車 E-Four):304万9200円
トヨタは今回の一部改良によって、プリウスの競争力をさらに高め、幅広いユーザーに安全で快適なドライブ体験を提供する方針だ。



