クルマ離れの理由はスマホ?自動車産業の未来をQ&Aで解説
クルマ離れの理由はスマホ?自動車産業の未来を解説

クルマ離れの本当の理由とは?

「次のボーナスで何を買いますか?」という質問に、かつては多くの人が「家電やクルマ」と答えたものだ。しかし、今やその時代は終わりを告げている。内閣府の「消費動向調査」によると、2014年から2026年までの13年間で、耐久消費財の保有数量は大きく変化した。増加したのは食器洗い機や空気清浄機などの生活家電だが、最も顕著なのは情報通信機器だ。スマートフォンは13年で2.3倍、タブレット端末は2.4倍に増加。一方、減少したのはデジタルカメラ、カラーテレビ、光ディスクプレーヤーなどで、クルマもその一つだ。この10年でクルマの保有台数は7%減少している。

なぜクルマ離れが起きているのか

クルマ離れの背景には、スマートフォンの台頭がある。スマホが地図、音楽、連絡手段など、かつてクルマが提供していた「移動の自由」や「情報アクセス」の一部を代替しているのだ。特に若い世代では、クルマを所有するよりもスマホやタブレットにお金をかける傾向が強い。また、中古車の性能向上も一因だ。以前は新車を買うのが当然だったが、今では中古車でも十分な性能を持つため、新車需要が減っている。

自動車産業の未来:走るコンピューターへ

クルマはインターネットに常時接続された「走るコンピューター」へと進化し、自動運転のバスやタクシーが街中を走り、やがて空を飛ぶようになると予想される。世界の多くの国はこの未来を見据えて動き始めているが、日本は対応に出遅れているのが現状だ。本書『自動車ビジネスがわかれば日本経済がわかるって本当ですか?』は、こうした変化を広く見渡し、過去から未来までの疑問をQ&A形式で平易に解説している。専門知識がなくても約2時間で理解できる内容だ。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

世界の新車販売動向

世界92カ国で1年間に売れた新車販売台数の長期データによると、新車販売は地域によって増減がある。先進国では成熟市場となり販売台数が頭打ちになる一方、新興国では依然として成長が見られる。しかし、全体としてはクルマ離れの影響が徐々に顕在化している。

まとめ:自動車産業の今を知る意義

自動車産業は日本経済の基幹産業であり、その変化を理解することは日本経済全体を把握する上で重要だ。クルマ離れや電動化、自動運転といったトレンドは、雇用や産業構造に大きな影響を与える。本書はこうした複雑なテーマをわかりやすく整理しており、ビジネスパーソンから一般読者まで幅広く役立つ内容となっている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ