サントリーは16日、10月の酒税改正に合わせて「第3のビール」からビールに製法を変える「金麦」を10月6日に新発売すると発表した。低価格ビールとして販売を強化し、出荷量を現在の年約2850万ケース(大瓶換算)から早期に年3500万ケースへ引き上げることを目指す。
酒税改正で価格は約9円上昇
酒税改正により、「第3のビール」の税額は350ミリリットルあたり約7円値上がりする一方、ビールは約9円下がり、54.25円に一本化される。金麦は「第3のビール」で35%超のシェアを持つ業界首位の銘柄で、サントリーはその知名度を生かしてビールへ格上げする方針を表明していた。
350ミリリットル缶の想定価格は、現状の税込み197円程度からビール化で206円程度になる見通し。メーカー出荷分は税額アップ分のみを価格転嫁するとしている。
麦のうまみを追求した新製法
新しい金麦は「麦のうまみとコク」を追求し、ビールならではの味わいを実現。低価格帯ながら品質を高め、ビール市場での競争力を強化する狙いだ。サントリーは「金麦」のブランド力を活用し、ビールカテゴリーでのシェア拡大を図る。
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