横浜税関は16日、横浜港から盗難車をコンテナに積んで密輸しようとしたとして、ともにアフガニスタン国籍の男2人を関税法違反容疑で千葉地検に告発した。発表によると、2人は千葉県佐倉市の自動車販売会社の社長(49)と社員(30)で、6月に千葉県警に逮捕されていた。
ポルシェと偽りレクサスやランクルを輸出
横浜税関の調べでは、2人は2024年3月、横浜港からアラブ首長国連邦(UAE)向けに、ポルシェなどの中古車2台と偽って、盗難車のトヨタ製高級車「レクサスRX」と「ランドクルーザープラド」をコンテナに積み込み、輸出しようとした疑いがある。
税関職員がエックス線検査で不審な点を発見し、コンテナ内からこれらの盗難車を確認した。横浜税関は「犯行は計画的で悪質」としている。
高級車密輸の手口が巧妙化
近年、高級盗難車の海外密輸が後を絶たない。特にランドクルーザーやレクサスは中東やアフリカで需要が高く、窃盗団の標的になりやすい。税関はエックス線検査や犬による嗅覚検査を強化しており、今回もそれによって発覚した。
千葉県警は6月、関税法違反容疑で2人を逮捕。その後、横浜税関が改めて告発した。2人の認否は明らかにされていない。



