マツダCX-5新旧比較:今が買い時か、待つべきか徹底分析
マツダCX-5新旧比較:今が買い時か待つべきか

新旧CX-5の違いを徹底比較

マツダのミドルサイズSUV「CX-5」が2026年5月にフルモデルチェンジし、3代目に移行した。2代目は2017年の登場以来、魂動デザインの洗練されたスタイリングや上質なインテリア、多彩なパワートレインで人気を集めてきた。しかし、後席や荷室の狭さが弱点として指摘されていた。新型はこの課題を克服し、全長とホイールベースを115mm拡大して室内空間を大幅に向上させた。

2代目CX-5の魅力と限界

2代目CX-5は、「引き算の美学」を取り入れた魂動デザインが特徴で、薄くシャープな前後ライトや立体的なメッシュ構造のフロントグリル、ソウルレッドメタリックのボディカラーが都会的な印象を与えた。インテリアもプレミアム感があり、G-ベクタリングコントロールによる滑らかな走りを実現。パワートレインは2.0Lと2.5Lガソリン、2.5Lターボ、2.2Lクリーンディーゼルの4種類が用意され、ユーザーの好みに応じて選択できた。しかし、後席の足元空間や荷室容量は競合車種に比べて狭く、ファミリーユースでは不満が残る面があった。

CX-60はなぜ後継にならなかったか

2022年に登場したCX-60は、当初CX-5の後継と目されたが、実際には異なる位置づけとなった。CX-60はFRベースの縦置きプラットフォームを採用し、3.3L直列6気筒クリーンディーゼルや2.5Lプラグインハイブリッドを搭載するプレミアムモデル。インテリアにはナッパレザーや天然ウッドパネルを使用し、価格は300万円台後半から500万円台後半と高級路線だ。しかし、初期モデルは足回りが硬く、低速でのギクシャク感があり、スポーティー過ぎてファミリー向けのCX-5の後継にはなり得なかった。現在は改良で乗り心地は改善されたが、CX-5は併売され好調を維持した。

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3代目CX-5の進化点

新型CX-5は2代目の弱点を全て克服した。後席と荷室の狭さは全長とホイールベースを115mm拡大して解消。パワートレインは2.2Lディーゼルを廃止し、2.5Lマイルドハイブリッド(e-SKYACTIV-G)を先行搭載。2027年にはストロングハイブリッド(SKYACTIV Z)を投入予定だ。足回りはダンパーの初期応答を早め、スプリングを柔らかくすることで、フラットで上質な乗り心地を実現。デジタル面では15.6インチ(一部12.6インチ)の大画面ディスプレイと静電スイッチのステアリングを採用し、コマンダーコントロールなどの物理操作を廃止。Googleビルトインのインフォテインメントシステムはスマホ感覚で操作でき、音声認識も高精度だ。エクステリアは2代目のデザインを踏襲しつつ、サイズアップして相似形に。

結論:今が買い時か?

2代目オーナーが感じていた改善点を丁寧にアップデートした新型CX-5は、正常進化を遂げたモデルと言える。ストロングハイブリッドにこだわりがなければ、2代目から乗り換えても後悔しないだろう。ただし、2027年投入予定のストロングハイブリッドを待つ選択肢もある。購入時期は、電動化への優先度次第だ。

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