JR東日本、新幹線検査車両「SOAR」を2029年度投入へ 時速320kmで走行可能
JR東日本、新幹線検査車両「SOAR」を2029年度投入

JR東日本は14日、新幹線の新型検査専用車両のデザインやカラー、愛称を発表した。愛称は「SOAR(ソアー)」で、同社の東北、上越、北陸、山形、秋田の5路線すべてに対応。2029年度中の運用開始を予定している。

時速320キロで検査可能、現行比で大幅高速化

新型車両は、現行の「イースト・アイ」の最高速度275キロ・メートルより速く、東北新幹線と同じ時速320キロ・メートルで検査が可能となる。7両編成で、色はイースト・アイと同様に白を基調とし、企業カラーの緑とイースト・アイの赤をあしらった。

愛称の「SOAR」は英語で「翔る」を意味し、「O」には事故現象ゼロの意味も込められているという。

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多彩なセンサーとカメラで設備・沿線環境を監視

検査内容について、JR東日本は線路のゆがみなどに加え、台車に搭載した複数のセンサーで揺れや傾きを計測。車輪や線路にかかる力を推定し、優先して整備すべき箇所を割り出す。また、先頭車両や中間車両に搭載した計48台のカメラで設備や倒木の恐れなど沿線環境を把握する。

将来的にはAI(人工知能)を用い、画像から自動判定する技術の導入も目指すという。

「ドクターイエロー」引退も決まる

新幹線の検査車両をめぐっては、東海道・山陽新幹線で「ドクターイエロー」の愛称で親しまれる最後の1編成が、2027年1月に引退することが決まっている。

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