新NISAで注目の日本株投資、少額から始める個別株の魅力と実力
新NISAで注目の日本株投資、少額から始める個別株の魅力

新NISAの普及により、投資といえばオルカンやS&P500への積み立てをイメージする方が増えています。一方、2026年に入ってから日経平均株価は史上最高値を相次いで更新し、キオクシアなど驚異的な成長を見せる日本株の存在感も高まっています。そこで今回は、SBI証券デジタル営業部の高橋陽輝さんに、日本株の魅力や少額から始められる個別株投資について解説していただきます。

好調な日本株市場

2026年5月末から6月初旬にかけて、日経平均株価は史上最高値を何度も更新し、好調なマーケット環境が続いています。以前は米国をはじめとする先進国の株価指数にパフォーマンスで劣ることが多かった日本株ですが、株価上昇や日中の売買代金増加によって注目を集めています。このような環境の中、「日本株投資を始めてみたい、もっと知りたい」と興味を持つ方も増えているでしょう。

今回は、投資信託とは異なり、自分で銘柄を選んで購入する日本株の個別銘柄投資についてご紹介します。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

日本株取引を始める人が増加中

年初からの好調な市場環境を受けて、日本株取引を始める人が増えています。ただし、日本株は通常100株単位での取引となるため、「まとまった資金がないと始めにくい」と感じる方もいるかもしれません。近年は1株単位で購入できるサービスも増えており、少額から個別株投資を始めやすくなっています。話題の企業や日常生活でなじみのある企業の株式も、比較的少ない資金で購入できるケースがあります。実際、初めて日本株を取引する方の中には、10万円以内でスタートする方が多く、思ったよりも投資のハードルは高くないことがわかります。

6月は多くの企業で夏のボーナスが支給される月です。4月からの新生活にも慣れ、仕事やプライベートが落ち着いてきた頃ではないでしょうか。ボーナスの一部や貯蓄に回していた資金の一部を日本株投資に使ってみてもよいかもしれません。

2026年のパフォーマンス:オルカンを超える日本株の実力

実際に日本株の実力を確認してみましょう。例として、2026年初から5月末までのオルカン(eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー))と日経平均株価、個別株のソフトバンクグループのパフォーマンスを比較しました。年初1月5日の終値(基準価額)を100とした場合、5月末時点の数値は以下の通りです。

  • オルカン:112.64
  • 日経平均株価:127.96
  • ソフトバンクグループ:162.31

日経平均株価はオルカンを上回り、ソフトバンクグループはさらに大きな差をつけています。10年・20年先を見据えてオルカンを積み立てているユーザーからすると、ある期間だけを切り取って比較するのは不満かもしれませんが、AI・半導体の世界的な大相場に乗った日本株の実力はご理解いただけたのではないでしょうか。

※当社時系列データをもとに作成(2026年1月5日~5月29日)、配当・分配金再投資は考慮せず。日経平均株価は株価指数、eMAXIS Slim全世界株式は投資信託、ソフトバンクグループは個別銘柄であり、それぞれ投資対象やリスク・リターン特性が異なります。掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果や株価上昇を示唆・保証するものではありません。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

NISA成長投資枠で始める初めての株取引

これから初めての個別株投資を検討されている方に向けて、SBI証券で個別株投資を始めた方が初めて取引した銘柄の上位10銘柄をピックアップしました。これらの銘柄はS株(単元未満株)を利用することで、少額から株式投資をスタートできます。NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の両方を投資信託の取引に利用するのも一つの選択肢ですが、成長投資枠を個別株投資に活用し、リターンや配当を狙うのも戦略の一つではないでしょうか。

※会社公表データ、Bloombergデータ、QUICKデータをもとにSBI証券が作成。銘柄名右横のカッコ内の数字は決算月。表記がない銘柄は3月決算期。2026年6月16日掲載記事『投資情報メディア』より、記事内容を一部変更して転載。

投資情報メディア編集部

豊富な投資レポートを無料で公開しているSBI証券の情報メディア。同社のアナリストによるオリジナルレポートをはじめ、外部の人気アナリストによるレポート、外国株、日本株、投資信託などに関する豊富な記事ラインアップを揃えています。