内閣府が発表した2024年第2四半期の国内総生産(GDP)改定値は、年率換算で3.1%の成長となり、市場予想の2.5%を上回った。これは、個人消費と輸出が予想以上に堅調だったことが主因である。
個人消費と輸出が成長を牽引
個人消費は前期比0.5%増と、市場予想の0.3%増を上回った。特にサービス消費が好調で、旅行や外食関連が伸びた。また、輸出は自動車や半導体製造装置を中心に前期比3.2%増となり、中国や米国向けが増加した。
設備投資はやや低調
一方、設備投資は前期比0.1%減と、市場予想の0.2%増に届かなかった。原材料価格の高止まりや人手不足が影響したとみられる。内閣府は「設備投資は横ばい圏だが、企業収益は改善しており、先行きは持ち直しが期待される」とコメントしている。
今後の見通し
エコノミストの間では、2024年後半も個人消費と輸出が成長を支えるとの見方が多い。もっとも、海外経済の減速や円安の影響による物価上昇がリスク要因として挙げられている。内閣府は「景気は緩やかに回復しているが、海外景気の下振れリスクには注意が必要」としている。



