ENEOS Xplora、マレーシアで日本企業初のSapphire Award受賞
ENEOS Xplora、マレーシアで日本企業初のSapphire Award

ENEOS Xploraは6月26日、子会社のENEOS Xplora マレーシアが、マレーシア国営石油・ガス会社Petroliam Nasional Berhad(ペトロナス)のMalaysia Petroleum Managementが主催する表彰式「Emerald Awards 2026」で「Sapphire Award」を受賞したと発表した。最も優れた油・ガス田操業会社に贈られる賞で、日本企業としては初の受賞となる。

Sapphire Awardの評価基準と受賞理由

Sapphire Awardは、マレーシアにおける油・ガス田操業について、安全性や環境配慮、安定操業、人財開発など多岐にわたる分野での2025年の貢献をもとに評価するもの。今回は、ENEOS Xplora マレーシアがサラワク州沖でオペレーターを務めるSK10鉱区での安全・安定操業に関する技術力と、長年にわたるペトロナスとのパートナーシップが評価されたという。

SK10鉱区での歴史と生産実績

ENEOS Xploraは1987年にSK10鉱区の権益を取得し、2003年にヘランガス田で生産を開始した。その後も追加開発を継続し、2017年にラヤン油ガス田、2018年にベリルガス田での生産を開始するなど、ペトロナスと連携して生産量を増やしてきた。2025年には、同鉱区の鉱区権益期間を10年間延長することでペトロナスと合意した。

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マレーシアでの事業拡大

2024年には、マレー半島沖合の高濃度CO2を含む未開発ガス田群を開発する「BIGSTプロジェクト」の鉱区権益を取得し、オペレーターであるペトロナス子会社とともに開発移行に向けた作業を進めている。加えて、天然ガス液化事業を手がけるペトロナス子会社PETRONAS LNG 9に10%出資するほか、同じくペトロナス子会社のMalaysia LNG Tiga(ティガ)の株式10%を取得し、同社の天然ガス液化事業への再参画についてペトロナスと合意するなど、マレーシアでの事業基盤強化を進めている。

エネルギー安定供給への貢献

SK10鉱区で生産したガスは、ティガ社などの設備で液化された後、日本をはじめとするアジア諸国にLNGとして輸出されている。ENEOS Xploraは、オペレーター能力や資産評価・案件組成力、産油国との関係強化を全社戦略に掲げており、引き続き本鉱区のオペレーターとして日本を含むアジア諸国へのエネルギー安定供給に貢献するとしている。

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