山口県内の民間事業所で、2026年夏のボーナスは前年比5.6%増の84万9858円となった。県が労働組合の妥結状況を発表し、回答のあった76組合の平均をまとめた。円安による好調な業績を反映し、メーカーの支給額が伸びた。
従業員規模別の支給状況
発表は19日に行われた。従業員300人未満の27組合では平均約64万円、300人以上の49組合では約87万円だった。
地域別・産業別の特徴
地域別では、大手メーカーの工場が集まる周南が約98万円と突出。岩国が約81万円、宇部・小野田が約79万円と続いた。
産業別では、自動車などの輸送用機械器具が最も高く約105万円と大台を超えた。円安の追い風を受ける化学工業と、価格転嫁が進む建設業が約94万円で並んだ。最も低かったのは食料品・たばこで約36万円にとどまった。
県の分析
県は「メーカーの好調な業績に加え、人手不足による賃金上昇の圧力、物価高への対応が引き上げにつながっている」と分析している。



