昨年1月に開始した新NISA(少額投資非課税制度)の口座数が、今年7月末時点で1000万件を突破したことが、金融庁の集計で分かった。積立投資を中心に、幅広い世代で利用が拡大している。
口座数の内訳と推移
金融庁が発表した統計によると、7月末時点の新NISAの口座数は約1002万件で、前月末から約20万件増加した。このうち、つみたて投資枠のみを利用する口座が約7割を占め、投資初心者の参入が進んでいることがうかがえる。
口座数は開始以降、順調に増加を続けており、昨年1月の開始から1年半で1000万件の大台に達した。年間の投資上限額は、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円で、計360万円まで非課税で運用できる。
世代別の利用状況
世代別では、20代から40代の利用が全体の6割以上を占め、若年層の資産形成への関心の高さが反映されている。また、60代以上の利用も増加しており、老後資金の準備として活用するケースも目立つ。
金融庁は「新NISAは、国民の安定的な資産形成を後押しする制度として定着しつつある」としている。



