8月12日朝、千葉県柏市にある昭和ゴムの社員食堂に、数十人の従業員が集まった。山口紀行社長が臨時の朝礼で、従業員を安心させようとこう強調した。
「親会社が変わっても、昭和ゴムは変わらず操業している。いろいろ問い合わせは受けたが、取引先や銀行の理解は得られている」
「ハンコも帳簿もない」公表で波紋
つい最近まで親会社だった昭和ホールディングス(HD)は「ハンコも帳簿もない」と公表して脚光を浴び、東京証券取引所にガバナンスが整う見込みもないと判断され、8月25日の上場廃止が決まった。
従業員の不安は尽きず
資本関係がなくなったとはいえ、長く働くベテランの従業員男性は不安が尽きない。以前と比べると会社の基盤が弱っていると思うからだ。
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