セブン-イレブン・ジャパン、NTT、サイバーエージェントの3社は6月11日、リテールメディア事業を手がける合弁会社「セブン-イレブン・アドコネクト」を9月に設立すると発表した。
店舗とアプリのデータを活用した新たな広告ビジネス
新会社は、セブン-イレブンの全国約2万2000店舗と、約2800万人のアプリ会員基盤を活用。店舗サイネージやアプリでの広告配信から購買効果の検証までを一体的に提供する。資本金は1億円で、東京都世田谷区に設立。9月1日に事業を開始する。
リアルタイムな店舗状況に応じた広告配信
店舗サイネージでは、時間帯や天気、在庫などのリアルタイムな店舗状況に応じて広告を配信。POSデータやアプリの購買データを活用し、生活者の購買行動に合わせた情報発信を行う。また、サイバーエージェントのAI技術を導入し、広告クリエイティブの制作から配信・運用までのプロセスを効率化する。
広告主、加盟店、消費者へのメリット
これにより、広告主には購買につながるメニュー提案と広告効果の可視化を、加盟店には来店促進や売上向上を、消費者には買い物体験向上をそれぞれ提供する狙い。将来的には、小売業界全体に仕組みを提供することも視野に入れている。
近年、小売業界では、店舗のデジタルサイネージやアプリ会員へのスマートフォンでの個別情報配信など、リテールメディアが広がっている。今回の合弁会社は、こうした動きをさらに加速させるものと期待される。



