トレジャープロモートは2026年9月17日、「株式投資の取り組み実態調査2026」のシニア世代分析結果を発表した。調査は2026年8月17日から8月23日まで、全国の60代・70代の3,370人を対象にインターネットで実施された。
シニア世代の投資参加率は32.9%
「あなたは株式投資に取り組んでいますか」との質問に対し、「はい」と回答した人は60代で31.4%、70代で34.3%だった。60代・70代を合わせたシニア世代では32.9%となり、約3人に1人が株式投資に取り組んでいる実態が明らかになった。
投資家と非投資家で金融資産に6.7倍の差
現金・預貯金、株式・債券・投資信託、貯蓄型保険などの金融資産の総額を尋ねたところ、株式投資に取り組んでいる人と、取り組んでいない人の間で差が見られた。シニア投資家の金融資産の中央値は1,000万円だったのに対し、株式投資をしていないシニアは150万円。両者には6.7倍の差があった。なお、中央値は一部の極端な値の影響を受けにくく、一般的な実態を表しやすい指標として用いられている。
投資目的は生活・老後・楽しみ、学習意欲も高い
約1,100人のシニア投資家に株式投資をする理由を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「生活に使えるお金を増やすため」(43.8%)。次いで「人生100年時代を見すえた老後資金を準備するため」(39.9%)、「趣味や旅行などやりたいことに使うお金を増やすため」(37.9%)となった。将来への備えだけでなく、日々の生活や趣味・旅行などを目的に取り組む人も多いことが分かる。
また、「株式投資そのものが面白く楽しいため」と回答した人は23.1%で、約4人に1人が株式投資を「知的な楽しみ」として捉えている。「経済について学ぶため」も13.7%で、お金を増やすこと以外の目的で取り組む人もいる。
株式投資について積極的に学びたいかとの質問には、有料・無料を問わず何らかの形で「学びたい」と回答した人は63.1%に上り、シニア投資家の6割以上が学習意欲を持っていることが示された。
非投資家の理由は知識不足・資金不足・損への不安
一方、株式投資に取り組んでいない約2,200人に理由を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「知識がないから」(46.6%)。次いで「投資をする資金がないから」(46.1%)、「損をするのが怖いから」(39.1%)となった。また、「今後1年以内に株式投資を始めたいと思いますか」との質問に「はい」と回答した人は7.9%だった。



