ニデックは2日、製品の品質を巡る不正について、外部の専門家でつくる調査委員会の報告書を受領したと発表した。内容は4日に公表する。
不正は1000件超に上る
昨年発覚した不正会計の社内調査を進める中で、品質に関しても不正が判明し、5月に外部調査委を設置していた。
社内調査では、品質不正は1000件超に上り、家電向けや車載向けなどのモーターや部品を中心に行われていたことがわかっている。全体の9割超は設計や部材、工程などの無断変更だった。一部で試験・検査データの不適切な取り扱いや生産地の不適切な表示なども見つかった。
報告書には詳細な手口や背景が
外部調査委の報告書には不正の詳細な手口や背景が盛り込まれるとみられる。岸田光哉社長は5月の記者会見で「コストダウンを目的としたものも含まれていると思う」と述べており、不正会計と同様、創業者の永守重信氏による業績への過度なプレッシャーが影響した可能性がある。



