岐阜県内の労働災害、死亡6人で過去最少 死傷は2247人
岐阜の労働災害、死亡6人で過去最少 死傷2247人

岐阜労働局は、2025年に岐阜県内の事業所で発生した死亡災害が、前年比10人減の6人となり、統計が残る1949年以降で過去最少となったと発表した。休業4日以上の死傷災害は2・0%減の2247人で、50歳以上が約6割を占めるなど、高年齢労働者の労働災害の深刻さも浮き彫りになった。

死亡災害の内訳と減少理由

岐阜労働局がまとめた、2025年に県内の事業所で発生した休業4日以上の「労働災害の発生状況(新型コロナウイルス感染症によるものを除く)」で明らかになった。

死亡災害を業種別でみると、製造業3人、建設業2人、商業等1人。事故の類型別では、「墜落・転落」が3人で最も多く、「倒壊・崩壊」、「はさまれ・巻き込まれ」、「激突され」が各1人だった。死亡災害の件数が減った理由としては、交通事故による死亡災害がゼロになったことなどが挙げられるという。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

死傷災害の傾向と年齢別データ

死傷災害は2247人と、前年の2292人に比べ45人の減少。「転倒」が597人(26・6%)と最多で、「動作の反動・無理な動作」も294人と目立った。15年に1941人と過去最少となったが、その後、長期的には増加傾向にあるという。

年齢別でみると、50歳以上が1322人(58・8%)と全体の6割弱を占め、60歳以上だと757人(33・7%)、70歳以上は267人(11・9%)と高年齢労働者による労働災害が多く発生している。

今後の対策

岐阜労働局健康安全課の担当者は「今年度は、増加傾向にある高年齢者の労働災害の防止対策推進などを最重点事項としている。高年齢者の労働災害を減らすことで、全体の減少につなげていきたい」と話していた。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ