三菱UFJ、ATM手数料を無料化へ 業界初の試み
三菱UFJ、ATM手数料無料化へ 業界初

三菱UFJ銀行は、2024年4月から全国のATMで手数料を無料化する方針を固めた。業界最大手が手数料完全無料化に踏み切るのは初めてで、他行への波及が予想される。

背景と狙い

同行は、2023年11月に公表した中期経営計画で、デジタル戦略の一環としてATM手数料の見直しを示唆していた。無料化により、顧客の利便性向上と口座開設の促進を狙う。また、現金取引からキャッシュレス決済への移行を加速させる意図もあるとみられる。

現在、同行のATMでは、平日日中でも他行カード利用時には110円(税込み)の手数料がかかる。無料化後は、時間外や他行カードでも手数料は発生しない。ただし、コンビニATMなど一部の提携先では別途手数料がかかる可能性がある。

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業界への影響

三菱UFJ銀行の決定は、業界に大きな衝撃を与えている。他のメガバンクや地方銀行も追随を迫られる可能性が高い。実際、みずほ銀行や三井住友銀行は、すでに一部の条件で手数料無料化を実施しているが、完全無料化はしていない。

専門家は「この動きは、銀行間の顧客獲得競争を激化させる。特に、デジタルバンクとの競争が激しい中で、実店舗の強みを活かす戦略だ」と分析する。一方で、ATMの維持コストを考えると、無料化が収益に与える影響は小さくない。

同行は、手数料収入の減少をデジタルサービスの強化や他分野での収益拡大で補う方針だ。具体的には、投資信託や保険の販売、法人向けサービスの拡充などを計画している。

利用者の反応

SNS上では、今回の発表に歓迎の声が上がっている。「これで気軽に引き出せる」「他行も早く追随してほしい」といった意見が目立つ。一方で、「その分、他の手数料が上がるのでは」と懸念する声もある。

三菱UFJ銀行は、2024年4月の実施に向けて準備を進める。他行の動向が注目される。

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