JR北海道、札幌駅南口再開発ビル縮小 高さ15m低くホテル中止
JR北海道、札幌駅南口再開発ビル縮小 高さ15m低く

計画見直しの背景:資材価格と人件費の高騰

JR北海道は15日、札幌駅南口の西1~2街区(札幌市中央区北5西1、2)で建設を進める再開発ビルについて、高さを当初の計画から約15メートル低くし、約230メートルに変更すると発表した。理由は資材価格や人件費の高騰である。これに伴い、中層階でのホテル整備を取りやめ、商業施設を縮小するなどの見直しを行う。

変更後のビル概要とスケジュール

変更後の再開発ビルは、地上34階建てと11階建ての2棟構成となる。商業棟となる西2街区は2030年度末、ホテルやオフィスなどが入る西1街区は2034年度末の開業を予定している。両棟間には連絡デッキを設置する。総事業費は4000億円以上の見通しだ。

社長コメントと当初計画からの変遷

綿貫泰之社長は同日の定例記者会見で「工事費高騰は収益性にも影響はあるが、JRタワーと対になる施設にしたい」と述べた。再開発ビルを巡っては、JR北海道は当初、両街区で高さ約245メートル、地上43階建て1棟の建設を計画していたが、工事費高騰により2025年に建物を分割する「2段階開業」に変更。高層階に入る予定だった外資系マリオット系列のホテルも入居が白紙となっていた。

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