製薬業界のリストラに希望、元武田社員がラジオ番組「アクティブ・トーク・ラボ」を開始
製薬業界のリストラに希望、元武田社員がラジオ番組開始

元武田社員が立ち上げた異色のラジオ番組

製薬業界では、国内市場の成長鈍化や業務の変革に伴い、リストラの波が続いている。かつて花形職種とされたMR(医薬情報担当者)も例外ではなく、毎年多くの人材が転職や起業を余儀なくされている。そんな中、業界関係者に新たな希望を与えるラジオ番組「アクティブ・トーク・ラボ」が2026年5月にスタートした。

番組パーソナリティを務めるのは、医療系PR会社を経営する新野雅子氏。彼女は武田薬品工業の元社員であり、製薬業界を離れた後も人脈を活かして活動している。番組のコンセプトは、製薬業界の経験者を中心に、挑戦を続ける人々の思考や葛藤を探る対談形式のラボである。

「ヤメタケ」コミュニティの広がり

新野氏と番組ゲストには共通点がある。いずれも武田薬品工業の元社員であり、業界内では「ヤメタケ」(辞めた武田)と通称されるOB・OGコミュニティの一員だ。このコミュニティは現在260名を超える規模に成長しており、製薬業界を離れた人々のネットワークとして機能している。

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5月下旬、東京・中野区のスタジオで行われた収録には、医薬品研究支援スタートアップ「クロマジーン」のCEOである三輪勝彦氏がゲストとして招かれた。三輪氏も武田薬品工業の出身で、起業後は創薬支援事業を展開している。

MRのキャリアチェンジを支援

番組では、製薬業界で培ったスキルをどう活かすかがテーマの一つとなっている。新野氏は「MRって、ほかに何ができるの?」という疑問に答える形で、転職や起業の実例を紹介。三輪氏は自身の経験から、猛勉強の末に起業に踏み切った経緯を語った。

製薬業界のリストラは今後も続くと見られ、番組は業界経験者のセカンドキャリアを後押しする役割を果たす。新野氏は「同じような悩みを持つ人たちの背中を押したい」と話している。

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