メカニカルキーボードの「FILCO」ブランドで知られるダイヤテック(東京都世田谷区)が、東京地方裁判所から破産開始の決定を受けたことが、東京商工リサーチへの取材で明らかになりました。同社は4月22日付で事業を終了しており、その後の動向が注目されていました。
代表製品「Majestouch」シリーズ
ダイヤテックは1982年に設立されました。当初は半導体販売商社でしたが、PC周辺機器の開発・輸入・販売に転じ、自社ブランドFILCOを展開しました。代表製品の「Majestouch」シリーズは、ドイツCHERRY社のMXスイッチを搭載したメカニカルキーボードとして、長年にわたり多くのユーザーから支持されていました。
売上減少と事業終了の経緯
東京商工リサーチによると、ダイヤテックは過去に年間10億円超の売上高を誇っていましたが、ここ数年は売上が伸び悩んでいたといいます。今年1月には公式オンラインショップで「単価がおかしい、価格がおかしい」と謳った在庫一掃セールを実施し、3月には公式Xアカウントの更新が停止。4月22日には公式サイトで事業を終了したと告知していました。
同社の破産手続きは、今後のキーボード市場にも影響を与える可能性があります。FILCOブランドの製品は、その品質と耐久性で知られ、多くのファンに愛されていました。破産開始の決定により、今後のブランド復活や権利譲渡などの動きが注目されます。
なお、関連するキーボードイベント「キーボードマーケット トーキョー」などは、引き続き開催される予定です。



