バッテリー課題解決サービスを提供する電知(埼玉県本庄市)は、同社が開発した使用済みリチウムイオン電池を安全に回収できる容器「DENPOI(デンポイ)」を活用し、埼玉県横瀬町で回収・リサイクルの実証実験を開始した。
町内3カ所に設置、3カ月間の実証
今回、横瀬町役場など町内3カ所にDENPOIを設置。回収した電池は松田産業(東京)が運搬保管と破砕選別し、太平洋セメント(東京)が熱処理して再資源化する実証を、8月1日から3カ月間の予定で実施している。
このプロジェクトは、「町で何かやりたい」という人のアイデアを横瀬町が募り、実証実験などにつなげる官民連携の取り組み「よこらぼ」に採択された。
発火時は砂と薬剤で消火、電源不要
DENPOIは、バケツ型の容器に使用済み電池を投入後、万一発火した場合、熱に反応して上部から消火用の砂と薬剤が落下し、電池を砂で覆う仕組み。延焼リスクを低減でき、安全に一時保管できる。電源は不要で、公共施設や店舗などで手軽に設置可能となっている。
同社は、横瀬町での実証を経て、リチウムイオン電池の回収や保管に課題がある各地の自治体や空港、マンションなどへの導入拡大を目指す。



