東洋経済『就職四季報』編集部は、2024年度の従業員平均ボーナス額が高い企業ランキングを発表した。1位は半導体製造装置メーカーのレーザーテックで、ボーナス年額は1038万円、月数に換算すると27.7カ月分に相当する。今回のランキングで唯一の1000万円超えとなった。
上位企業の顔ぶれと業種別傾向
2位以下も高額な企業が並ぶ。厚生労働省の調査によると、2025年夏の民間主要企業の平均妥結額は94万6469円、冬は95万7184円で、ともに過去最高を更新している。『就職四季報』の調査はこれに先立つ2024年度のデータで、すでに高水準だった企業が浮き彫りになった。
レーザーテックはEUV露光装置向けの半導体マスク・マスクブランクス欠陥検査装置を主力とする。総合職平均年収は1680万円(平均年齢40歳)で、年収の半分以上をボーナスが占めるケースが多いという。
業種別では、有効回答数10以上の業種で建設業が平均280.6万円、電子部品・機器が264.7万円、商社・卸売業が260.1万円と高い水準を示した。
ランキングの背景と就活生へのアドバイス
『就職四季報』は毎年夏に前年度のボーナス年額を独自調査し、11月発売の書籍本編に掲載している。今回のランキングは2024年度の回答を集計したものだ。
編集部は「ボーナス額だけで企業を判断することを推奨しているわけではない」とし、書籍では平均年収や初任給、年齢別賃金なども掲載。就活生には複数の給与データを総合的に見て志望企業を判断するよう呼びかけている。
なお、初出時に一部の会社のボーナス額に誤りがあったため、2026年6月18日12時58分にランキングを修正している。



