東海3県に本店を置く地方銀行6行の2026年4~6月期決算がまとまった。金利上昇の影響で貸出金利息などの収入が増え、三十三フィナンシャルグループ(FG)を除く5行が前年同期比で最終増益となった。
低利回り国債の売却と入替え進む
各銀行では、低利回りの国債を売却し、高利回りの国債に入れ替える動きも進んでいる。
最終減益となった三十三FGは、クレジットカード決済代行会社「全東信」(大阪市)の破産手続きを受け、同社への融資が焦げ付く恐れが生じたことで、個別貸し倒れ引当金10億円を計上した。
業務純益は百五銀を除く5行が増益
本業のもうけを示す業務純益(単体)は、百五銀行を除く5行が増益となった。百五銀は、含み損が膨らんだ低利回りの国債の売却損を計上した影響などで、27億円の赤字となった。
増益を確保した名古屋銀の担当者は「利回りを見ながら、損切り(国債の売却)をしていく」と述べた。資金利益や手数料収入が増えた十六FGは2・4倍の111億円となった。



