トランプ氏、仮想通貨準備金の創設を指示 業界団体トップらと会合
トランプ氏、仮想通貨準備金創設を指示

トランプ前米大統領は、仮想通貨業界の主要人物らとの非公開会合で、米国を仮想通貨分野の世界的リーダーに位置付けるための戦略的準備金の創設を指示した。この動きは、次期大統領選に向けた仮想通貨コミュニティへの積極的なアプローチの一環とみられる。

会合の詳細

会合は、トランプ氏のフロリダ州の邸宅で行われ、仮想通貨取引所やマイニング企業の幹部らが参加した。出席者によると、トランプ氏は仮想通貨の将来性を強調し、米国が規制面で後れを取っているとの認識を示した。また、ビットコインをはじめとする主要な仮想通貨を準備資産として保有する構想について議論された。

戦略的準備金の目的

トランプ氏は、この準備金が米ドルの安定性を補完し、経済の多様化に貢献すると主張。さらに、仮想通貨に対する敵対的な規制を撤廃し、イノベーションを促進する方針を示唆した。具体的な規模や運用方法については未定だが、政府のバランスシートに仮想通貨を組み込む案が検討されている。

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業界の反応

仮想通貨業界からは歓迎の声が上がる一方、懐疑的な見方も存在する。一部の専門家は、準備金の創設が市場のボラティリティを高めるリスクを指摘。また、規制の不透明さが続く中で、実現可能性に疑問を呈する声もある。トランプ陣営はこのイニシアチブを通じて、仮想通貨支持層の票を獲得したい考えだ。

政治的影響

トランプ氏は、バイデン政権の仮想通貨規制強化を批判しており、今回の動きはその対抗策とみられる。共和党内でも仮想通貨への姿勢が分かれる中、トランプ氏は自らを「仮想通貨の擁護者」としてアピールしている。2024年の大統領選に向けて、この問題が重要な争点になる可能性がある。

なお、トランプ氏は過去に仮想通貨に否定的な発言をしていたが、最近ではNFT事業に関与するなど、立場を変化させている。今回の準備金構想が実現するかは、今後の政治情勢や業界の動向に左右されそうだ。

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