日経平均株価は、前日の急落を受けて反発したものの、上値の重い展開が続いている。市場では、米国景気の減速懸念や円高の進行が重荷となり、投資家の慎重姿勢が鮮明となっている。
急落後の反発も上値は重い
日経平均株価は、前日の急落から反発して取引を開始したが、戻り売りに押される場面が見られた。市場関係者からは「自律反発の域を出ず、買いが続かない」との声が聞かれた。
前日の米国市場では、主要株価指数が下落。特にハイテク株の下げが目立ち、東京市場にも波及した。円相場が1ドル=150円台前半まで円高に振れたことも、輸出関連株の重荷となっている。
米景気減速懸念が重荷
市場では、米国の景気減速を示す経済指標を受けて、世界経済の先行き不透明感が強まっている。このため、リスク回避の動きが続くとの見方が多い。
一方で、日本企業の業績は堅調で、株価の下支え要因となっている。ただ、当面は外部環境の影響を受けやすく、方向感の定まらない展開が続きそうだ。
今後の見通し
市場参加者は、今後の米国の経済指標や金融政策を見極めたい考えだ。また、為替動向も注視されており、円高が進めば企業業績への悪影響が懸念される。
当面は、外部要因に左右されやすい展開が続くとの見方が多い。投資家は、慎重な姿勢を保ちながら、新たな手掛かりを待つ状況が続きそうだ。



