30代のTさん夫妻が、100坪の敷地に建築した87平米のアメリカン平屋が注目を集めている。天井高は4メートルを超え、開放感あふれる空間が特徴。断熱等級5という高い住宅性能により、冬場は薪ストーブ1台で家中が暖かく、エアコンをほぼ使わずに過ごせるという。
平屋を選んだ決め手は愛犬のため
この平屋には、ポメラニアンとダックスフントのミックス犬「ラックス」くん(2歳)が暮らしている。夫妻はマイホームを構えるのと同時にラックスくんをお迎えした。
「階段の上り下りは犬にとって足腰の負担になるそうです。本当に平屋にしてよかったと実感しています。ラックスが家中を自由に、安全に走り回れます。平屋って、どこにいても生活音を感じるんですよね。それはデメリットになる場合もあるでしょうが、わが家の場合、どこにいてもラックスの気配を感じられるのがうれしいんです」と妻は語る。
薪ストーブと高い断熱性能で省エネ生活
断熱等級5という高い住宅性能により、冬は薪ストーブ1台で家中が暖かく、エアコンはほぼ不要。自然の温もりを感じながら、エネルギーに頼りすぎない豊かな暮らしを実現している。薪ストーブのある土間には、高さの低い家具を配置することで、空間をより広く見せている。
庭にはウッドデッキを設置し、フェンスで囲むことでプライベートなドッグランとして活用。夫は「キャンプに行けない週末でも、ここでラックスと一緒に外の空気を感じるだけで、十分にリフレッシュできます」と話す。
アウトドア用品を収納する倉庫も完備
広い庭の一角には倉庫を設置し、アウトドア用品を収納。夫妻はキャンプなどアウトドアを楽しむため、倉庫にはテントや寝袋、調理器具などが整理されて保管されている。
武骨なスティールのフェンスにヴィンテージのブリキ看板を設置するなど、アメリカンテイストのこだわりも随所に見られる。ラックスくんにとって居心地のいい家づくりは、夫妻の大切なコンセプトの一つだ。
「庭のウッドデッキから直接外に出られるように設計しました。フェンスも設置し、今ではプライベートなドッグランのような状態です」と夫は説明する。
この家は、断熱性能とデザイン性を両立させ、愛犬との暮らしを最大限に快適にする工夫が詰まっている。エネルギーコストを抑えつつ、自然と調和した生活を求める人々にとって、理想的なモデルケースと言えるだろう。



