福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)で特別展「竜脚類~大地を揺るがした地上最大の生き物~」が開催されている。会期は11月3日までで、観覧料は一般1800円、高大生1600円、小中生と70歳以上は1000円。原則、日時指定券の事前購入が必要だ。
フクイティタンの発掘とタフォノミー研究
特別展には、2007年に福井県で発見された竜脚類フクイティタンの骨格図が展示されている。福井県立恐竜博物館の主任研究員・関谷透氏は、大学院生時代に調査に参加し、この恐竜を発掘した経験を持つ。
当時は竜脚類の研究を始めたばかりで、発掘の進め方もよくわかっていなかったが、化石を掘りながら骨が産出した場所の記録を取っていた。このデータが、動物の死骸が化石になる過程を研究する「タフォノミー」に活用され、今回の特別展でも展示されることになった。
第5次調査が今夏開始
今夏からは、福井県の恐竜発掘の新たなフェーズとなる第5次調査が始まる。関谷氏は、新たな竜脚類化石に加え、ヨロイ竜類やスピノサウルス科といった歯化石しか見つかっていないグループや、角竜類のように福井からは未発見の恐竜を目標に臨みたいと意気込みを語った。



