米国が開発した新たな宇宙望遠鏡「ナンシー・グレイス・ローマン宇宙望遠鏡」が、まもなく打ち上げられる。視野の広さが特徴で、宇宙の加速膨張を引き起こす暗黒エネルギーの解明や、太陽系外惑星の探査などが目的だ。同時に技術実証を行うコロナグラフ装置は、日本も重要部品を提供する。米国の宇宙望遠鏡に日本が部品を提供するのは初めてで、「生命居住可能領域(ハビタブルゾーン)」にある地球型惑星の探査や生命関連分子の検出を目指す次世代の宇宙望遠鏡には、装置レベルでの本格参画を目指す。
総経費は約43億ドル、観光バスに匹敵する大きさ
ローマン宇宙望遠鏡は全長約12.7メートル、幅約4.4メートルで、観光バスに匹敵する大きさだ。総経費は約43億ドル。
日本時間30日夜にケネディ宇宙センターから打ち上げ
日本時間30日夜(21日時点)に、米フロリダ州のケネディ宇宙センターからスペースXのファルコンヘビーロケットで打ち上げられ、地球から約150万キロ離れた「L2」と呼ばれるポイントに投入される。



