数学の超難問「ABC予想」を巡り、再び動きが出ています。そもそもABC予想とはどのような問題なのか。難解極まる宇宙際タイヒミュラー理論(IUT理論)とは何か。証明を発表した京都大の望月新一教授とは、どんな人物なのか。朝日新聞のコンテンツをまとめました。
証明の検証と最新の動き
ABC予想の証明を検証する研究チームが現れました。しかも証明に「ギャップの可能性もある」そうです。2026年3月と7月の最新の動きを伝える記事が公開されています。
また、ABC予想の証明が発表された2012年から論争が続く2025年までの混迷の経緯と異常事態の行方を追う連載や、望月氏が「研究者の熱意に勇気づけられた」と書いた新たな打開策として、コンピューターで真偽を確かめる試みを伝える記事も掲載されています。
IUT理論と望月新一教授の素顔
ABC予想やIUT理論がよく分からなくても大丈夫。朝日新聞ポッドキャストの科学番組「カガクをヒラク」で、その不思議な世界をやさしく読み解いています。
取材に応じない望月氏ですが、個人ブログをのぞくと、欅坂46に感動し、新垣結衣さんを熱く語る一面も。知人らへの取材をもとに、その素顔をたどりました。
望月氏らは、解決まで350年以上かかった「フェルマーの最終定理」にもIUT理論で新たな証明を与えたと2021年に発表しました。しかも本人は、それを「おまけ」と表現しました。
数学界の異世界とAIの登場
「朝起きた時に、きょうも数学をやるぞでは甘い」――。そんな言葉が語り継がれる京大数理研で、望月氏は研究を続けてきました。異才たちが数学に没頭する「聖地」の世界を伝える記事も公開中です。
さらに、AIがまるで数学者のように直感やひらめきを得て、難問を証明する研究が進んでいます。「証明の完全自動化」も夢ではありません。数学者を超えるAIは登場するのか、最前線に迫る連載も掲載されています。