米国の非営利団体が主催する中高生向けの国際的な科学技術コンテストで、日本代表の高校生が最高賞を受賞した。日本代表が同賞を受賞するのは、1958年に日本が初めて参加して以来初めてのこととなる。
リジェネロン国際学生科学技術フェア2026
参加したのは「リジェネロン国際学生科学技術フェア2026」(現地時間5月9日~15日)という、1950年から続く世界最大級の科学コンテスト。過去の参加者にはノーベル賞受賞者も名を連ねる。今年は世界65の国と地域から1725人が集まり、日本からは19研究・29人が代表として参加した。賞金総額は約14億円にのぼる。
最高賞を受賞した研究
最高賞を受賞したのは、市立吹田開成中等教育学校の飯尾颯さん。発表したのは、切断やロボットアームなどの変形を効率的に計算する研究だ。計算が難しい不規則な動きや構造に対し、統計的な手法を使うことで効率的なシミュレーションが可能になったという。審査員は、同研究を「物理学・天文学部門優秀賞1等」に選出した後、全研究から1件のみ選ばれる、全体最高賞の「ジョージ・ヤンコポーロス革新賞」に選んだ。
日本代表の活躍
同大会で日本代表は8研究で受賞し、従来の最高記録である2018年大会の6研究を上回った。また、長崎県諫早清掃高等学校の小島和奏さんが12年ぶりに特別賞をダブル受賞した。
関連記事として、2026年の「World Server Throwing Championship」や、NHK放送技術研究所が開発した「空飛ぶロボカメ」と「IP回線中継ドローン」、日本人の頭蓋骨の100年間の変化に関する研究、AI防衛技術企業Andurilの資金調達、チェスの初期配置の最適性に関する研究などが紹介されている。



