訃報・東野圭吾さん、全106冊中あなたのベスト1位は? 発言小町で追悼の声相次ぐ
訃報・東野圭吾さん、全106冊中ベスト1位は? 発言小町で追悼

『容疑者Xの献身』『新参者』などのベストセラーで知られる作家の東野圭吾さんが亡くなった。読売新聞のユーザー投稿サイト「発言小町」には、「追悼、東野圭吾さん」というトピックが立てられ、印象に残った作品や思い出のエピソードが寄せられている。

東野さんの著作は、1985年のデビュー作『放課後』から2026年8月5日刊行予定の最新刊『永遠の記憶』を含めて106冊(共著を除く)に上り、国内累計発行部数は約1億900万部。公式Xでも訃報が伝えられた。

ファンが語る「私のベスト1」

トピ主は「早すぎる訃報にぼうぜんとしています。もっとも印象深いのは『手紙』です。ミステリー系の中で最後のどんでん返しに一番驚いたのが『回廊亭の殺人』です」と投稿。「皆様の印象に残った作品をご紹介いただけますか」と呼びかけた。

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これに「obb」さんは「素晴らしい作品の数々、敬愛しておりました。一番好きなのは『ナミヤ雑貨店の奇蹟』です。外で読んでいて涙があふれました」と応じた。海外生活が長かった「チキンスープ」さんは「帰国後、むさぼるように読んだのが東野作品。初めて読んだ『変身』の面白さに衝撃を受け、『手紙』と『新参者』の映像化もお気に入りです」と振り返った。

過去のトピックでも熱い支持

東野さんに関するトピックは過去にも多数投稿されている。2023年4月に累計発行部数が1億部を突破した際には、「嗚呼、東野圭吾先生」というトピックが登場。「敬愛なる東野圭吾先生。国内累計発行部数1億部突破おめでとうございます」という祝辞に続き、トピ主の「AIKO」さんは『白夜行』『ガリレオシリーズ』などの有名作品に加え、短編集『小さな故意の物語』『一徹おやじ』『危険な若葉』を挙げ「東野圭吾先生について語り合いたいです」と訴えた。

このトピに「海賊の妻」さんは「東野圭吾先生は泣かせる。座ったまま本を開き泣いて読むという読者でした。個人的には『クスノキの番人』が好き。耳にピアノが聞こえるような作品でした」とコメント。「カイト」さんは「『容疑者Xの献身』、やっぱこれに尽きます」と言い切り、アメリカからの留学生が「日本での初めての冬にコタツを見てうれしかった。容疑者Xの献身を読んでからずっと、どういうものか実物を見たかったんだ」と語ったエピソードを紹介した。

「あなたのベスト1は?」のトピには80件超

2012年4月には「東野圭吾さんの小説 あなたのベスト1は?」というトピが立てられ、80件を超える反響があった。「バニラ」さんは『秘密』を、「オレンジ」さんは『天空の蜂』(本人が一番思い入れのある作品とインタビューで語った)を、「私も東野サン好き」さんは『仮面山荘殺人事件』(東野ワールドに引き込まれた最初の作品)を推した。「ある」さんは「『マスカレード・ホテル』はハッピーエンドでよかった。でも『容疑者Xの献身』も『白夜行』も『赤い指』も『秘密』も『流星の絆』もよかった…選べない!」と嘆いた。

突然の悲報に、多くの人が東野作品をもっと読みたかったと感じている。お悔やみ申し上げます。(読売新聞メディア局 鈴木幸大)

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