株を学びたい人は全国で41.9%、大分県が51.2%で首位に
株を学びたい人 全国41.9% 大分県が51.2%で首位

株の学校ドットコムは2026年10月22日、「株式投資への取り組みに関する実態調査」の結果を発表した。調査は2026年8月17日~8月23日、全国の20~70代の男女1万人を対象にインターネットで実施された。

約5人に2人が「株を学びたい」

「株式投資について積極的に学びたいと思いますか」との質問に対し、「専門のセミナーやスクールを利用してしっかり学びたい」「有料の書籍や教材を活用して自分で学びたい」「なるべく無料のサービスで学びたい」のいずれかを選んだ人は全国平均で41.9%だった。全国では約5人に2人が株式投資について学びたいと考えていることが分かった。なお、全国平均は都道府県ごとの数値を合計し、47で割って算出している。

都道府県別では大分県が首位

都道府県別で「株を学びたい」と回答した人の割合が最も高かったのは大分県で51.2%となり、全国平均を9.3ポイント上回り、47都道府県で唯一5割を超えた。2位は沖縄県で49.6%、3位は福島県で49.0%。以下、鳥取県(47.5%)、徳島県(47.1%)、福井県(46.8%)と続いた。10位までを見ると、8位の東京都を除き、地方の県がランクイン。東北から九州まで幅広い地域の県が並んだ。

一方、最も低かったのは広島県で34.8%となり、全国平均を7.1ポイント下回った。1位の大分県との差は16.4ポイントだった。それでも、最下位の広島県を含め、すべての都道府県で3人に1人以上が株を学びたいと回答しており、学習意欲は全国に広く見られる結果となった。

男女別では男性が女性を上回る

男女別では、株を学びたい人の割合は男性が44.0%、女性が40.0%となり、男性が4.0ポイント上回った。男性で最も割合が高かったのは大分県で57.4%。男性平均を13.4ポイント上回った。2位は鳥取県(55.9%)、3位は徳島県(51.9%)、4位は福島県(50.6%)。5位には島根県、香川県、長崎県、熊本県が50.0%で並んだ。計8県で、男性の2人に1人以上が株を学びたいと回答した。

女性で最も割合が高かったのは沖縄県で52.6%となり、女性平均を12.6ポイント上回った。2位は福井県(50.6%)、3位は秋田県(50.0%)、4位は奈良県(48.9%)、5位は和歌山県(48.6%)だった。また、東京都(6位、48.3%)や新潟県、和歌山県など13の都府県では、株を学びたい女性の割合が男性を上回った。

学習意欲と実践状況の2つの傾向

今回の調査では、株式投資に取り組んでいるかどうかについても質問し、その結果と学びたい人の割合を比較した。すると、学習意欲の高い県には2つの傾向が見られた。1つ目は、株式投資に取り組んでいる人の割合は高くないものの、学習意欲が高い「これから学びたい派」だ。学びたいランキング2位の沖縄県は、株に取り組んでいる人の割合では45位。3位の福島県は41位、5位の徳島県は40位だった。現時点で株に取り組む人は多くない一方、学習意欲は高く、今後、株に取り組む人が増える余地がある地域と考えられる。

もう1つは、すでに株式投資に取り組んでいる人が多く、学ぶ意欲も高い「もっと知りたい派」だ。学びたいランキング7位の奈良県は、株式投資に取り組んでいる人の割合が全国1位。6位の福井県は3位、8位の東京都は4位だった。株を実践するなかで、さらに学びたいという関心が高まっている可能性がある。

株を始めるために知識を身につけたい人も、経験を重ねて理解を深めたい人も、向き合い方は異なる。それでも、株を学びたいという意欲は各地に広がっていることがうかがえる。