【ワシントン=栗山紘尚】米国のトランプ大統領は20日、2030年までにロケットの打ち上げや大気圏再突入の回数を年1000回以上に大幅に引き上げるとする大統領覚書に署名した。「軍の即応態勢や米国の経済的優位性を維持するために不可欠だ」などと強調している。
覚書の概要と指示内容
覚書では、関係閣僚に新たな打ち上げ施設の候補地確保などを指示した。米航空宇宙局(NASA)には、月への往復に加え、火星へのロボット輸送を促進するよう要求し、将来的な火星への有人往還技術の構築も求めた。
米国の打ち上げ状況
ロイター通信によると、昨年の米国での打ち上げ数は178回で、イーロン・マスク氏が率いる米宇宙企業「スペースX」がその大半を占めているという。



