青森県むつ市田名部の「下北カンブリア農場」で、ブランドカボチャ「新時代」の収穫が17日から本格的に始まった。今月下旬から出荷が開始され、収穫作業は8月中旬まで続く見通しだ。
メロン並みの糖度、海草と米ぬかが秘訣
「新時代」は糖度が16~17度と、メロンに匹敵する高い甘さが最大の特徴。通常のカボチャの糖度が10度前後であることを考えると、その甘さは際立っている。この高い糖度は、肥料に海草や米ぬかを使用することで実現。うまみ成分が凝縮され、深い味わいのカボチャに仕上がるという。
農場管理長の平山勇男さんは「例年よりも小ぶりだが、ずっしりとした重みがあり、甘くできた。天ぷらやサラダなど、どんな料理にもあう」と自信を見せる。
収穫作業の様子
17日は農園関係者らが畑一面に広がる葉をかき分け、大きく実った深緑のカボチャを専用のハサミで一つ一つ丁寧に収穫。重量感のある実が次々とコンテナに積まれていった。
平山さんによると、今年は天候に恵まれ、カボチャの品質は安定している。収穫量は例年並みを見込んでおり、県内外の市場や直売所に出荷される予定だ。
地域ブランドとしての期待
「新時代」は下北半島の特産品として育成されてきたブランドカボチャ。地元では天ぷらやサラダのほか、スープや煮物にも使われ、その甘さとほくほくした食感が人気を集めている。むつ市の農業振興の一環として、今後も生産拡大が期待される。



