NECが顔認証決済「顔パス」を本格化 麻布台ヒルズのカフェで導入開始
NECが顔認証決済「顔パス」を本格化 (06.04.2026)

NECが顔認証決済「顔パス」を本格化 麻布台ヒルズのカフェで導入開始

NECは2026年4月から、東京都港区の複合施設「麻布台ヒルズ」内のカフェにおいて、顔認証技術を活用した決済サービスを開始しました。このサービスは「顔パス」と称され、事前に登録した顔情報とクレジットカードを連携させることで、レジの前に設置されたタブレットに顔を写すだけで瞬時に支払いが完了する仕組みです。

混雑解消を目指す「ファストレーン」としての活用

今回のサービスは、施設を運営する森ビルと連携して実施されています。クレジットカードに加えて、事前に購入したドリンクの回数券とも顔情報をひもづけることが可能です。瞬時に決済が行えるため、オフィスビルのランチ時などの混雑緩和に効果が期待されています。

NECデジタルコマース統括部の森崎充敬さんは、「オフィスビルでの弁当購入など、混雑緩和のための『ファストレーン』として活用を広げたい」と述べています。今後は、企業が社員向けの福利厚生として特典を付与したり、オフィスビルが入居企業向けに特別なサービスを提供したりすることで、さらなる利便性の向上を目指す方針です。

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顔認証技術の決済領域への拡大

NECの顔認証技術はこれまで、空港の入国審査やオフィスビルの入館ゲートなどに採用されてきました。顔認証を使った決済では、2024年に大阪市内の飲食店などでの導入を皮切りに、ディスカウント大手トライアルホールディングス(福岡市)の小型スーパー「トライアルGO」の東京都内の店舗など、現在約20店舗で導入が進んでいます。

同社は今後、顔認証技術を消費者の日常生活に近い決済領域での普及を本格化させる計画です。この取り組みは、支払いの効率化だけでなく、混雑解消や顧客体験の向上にも貢献すると見込まれています。

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