堺雅人主演『VIVANT』第20話、別班員5人奪還成功!飯田Pが過酷なアゼルバイジャンロケを語る
『VIVANT』第20話、別班員5人奪還!飯田Pがロケ裏話

TBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜21:00~)の第20話が11日に放送され、乃木憂助(堺雅人)らがシャキ城に囚われた別班員5人の奪還に成功。物語は「脱出編」へ突入する。飯田和孝プロデューサーが、アゼルバイジャンでの過酷な撮影の舞台裏を明かした。

赤外線センサー突破、別班員5人を奪還

第20話では、乃木と義弟・ノコル(二宮和也)率いる民間軍事会社「PMSC Y2K」の部隊、タイの実業家でテントの協力者でもあるチョッキー・テーパーニット(オーム・タナパック)らが、シャキ城に囚われた別班員5人の救出作戦を決行。オルコ村から城への通報を阻止するため、東条翔太(濱田岳)らが通信を遮断した。

城内への潜入では、チョッキーが本番で増設されていた赤外線センサーの突破に挑み、限られた時間の中、特殊な滑り止めテープを使って壁を伝う離れ業を披露。視聴者からは「カッコ良すぎ」といった声が上がった。

その後、後方拠点が落雷による停電に見舞われ、衛星映像や自動通訳機が使えなくなるトラブルが発生。それでも乃木の別人格・Fは任務を続行し、ついに地下牢へ到達。「待たせたな、帰るぞ」というFの言葉に黒須駿(松坂桃李)らが反応するが、和田貢(平山祐介)の牢だけが空で、救出作戦には最後まで緊張が走った。

敵に気づかれた一行は激しい銃撃戦を繰り広げ、長野利彦(小日向文世)のエージェント・ゲルンがブーメラン型の特大手裏剣やマシンガンで応戦。ついに別班員5人をシャキ城の外へ連れ出すことに成功した。

飯田P、過酷なアゼルバイジャンロケを回顧

飯田プロデューサーは「第20話に熱狂してくださった皆様、本当にありがとうございます!」と感謝。「自分のスマホのフォトファイルを振り返ってみると、まさにちょうど1年前の今、アゼルバイジャンにて撮影したシーンの数々が、みなさまに届いていることが、とても感慨深い思いです」と振り返った。

シャキ城での撮影は厳しい条件が重なったといい、「シャキ城のシーンは、連日夜から朝までの撮影、しかも季節柄あまり降らないと言われていた雨が連日続き、奪還隊が走り抜けるラヒジ村の撮影でも雨が降り続き、そんな厳しい条件の中、日本とアゼルバイジャンのスタッフ、キャスト、現地の人までが協力して作り上げたシーンでした」と明かした。

海外ロケを通じて第1シーズンとの違いも感じたといい、「VIVANTのキャラクターたちが、今作は『外の世界』と繋がっている」と説明。第20話では、奪還隊に自分たちの未来を託す村人たちの姿がその象徴になったと語った。

撮影を見守っていた現地の子どもたちの姿にも触れ、「キラキラした目と笑顔が今でも忘れられません」と回顧。「ドラマを通して、海の向こうにも、同じように純粋に未来への希望に馳せている子どもたちがいることを、日本の皆さんにも届いたらいいな」と作品に込めた思いを明かした。

次回は「脱出編」、乃木たちは無事に帰国できるのか

別班員5人を奪還したものの、シャキ城からの脱出にはさらなる難関が待ち受けていた。追っ手の車両3台とバイク1台が迫る中、脱出ルートには3カ所の爆弾が仕掛けられていた。しかし、最初の爆発には1.5秒の誤差が発生。Fは修正を指示するが、基地局の電波が届く地点では通信封鎖にも綻びが生じ、作戦の行方は予断を許さない状況となった。

飯田プロデューサーは次回の第21話について、「シャキ城からは奪還したものの、追手から逃げ切り日本へ帰れるのか、まさに第21話は『脱出編』です」と予告。さらに、乃木たちと敵対する周や李との直接対決の可能性にも触れ、「視聴者の皆様は『救世主』の文字を見逃しませんでしたよね!!」と意味深なコメントを残した。「第21話も、ワクワクする展開と、ご家族で安心して見られるドラマをお届けすることをお約束します」と呼びかけている。

難攻不落のシャキ城を突破した乃木たち。残る追っ手を振り切り、別班員5人を無事に帰国させることができるのか。第21話は18日に放送される。

飯田和孝氏は埼玉県熊谷市出身で、2005年にTBSテレビ入社。『義母と娘のブルース』『ドラゴン桜』(2021年)、『マイファミリー』『アンチヒーロー』『御上先生』などを手がけ、『VIVANT』では2024年のエランドール賞プロデューサー賞(テレビ部門)を受賞。2026年放送の『VIVANT』第2シーズンでもプロデューサーを務めている。