シルバーウイークで各誌が合併号を出した関係で、今週、新しい週刊誌が1冊も出ない。このコラムは今回で1097回、もう22年近く続いているが、こんなことは初めてだ。今の日本、そんなにのんびり休んでいる場合かと、花田紀凱編集長は問いかける。
毎週必ず読む連載コラムはこれだ
今週は日頃、触れることの少ない各誌の連載コラムについて。花田氏が毎週、必ず読んでいるのは以下の通り。
- 『週刊文春』みうらじゅん「アウト老のすすめ」、平松洋子「この味」
- 『週刊ポスト』大前研一「『ビジネス新大陸』の歩き方」、高田文夫「笑刊ポスト」
- 『週刊新潮』片山杜秀「夏裘冬扇」、五木寛之「生き抜くヒント!」、里見清一「医の中の蛙」、横尾忠則「曖昧礼讃ときどきドンマイ」、池谷裕二「全知全脳」、和田秀樹「和田式『ピンピンコロリ』の練習帳」、佐藤優「悪党時代の『韓非子』論」、櫻井よしこ「日本ルネッサンス」
- 『週刊プレイボーイ』橘玲「真実のニッポン」、「爆笑問題の笑えるニュース解説」
- 『ニューズウィーク日本版』「Perspectives」、「森達也の私的映画論」
なお、『週刊現代』は「ナシ」と寂しい様子だ。
コラムは守備、特集はバッティング
花田氏の持論では、コラムの面白くない雑誌は面白くない。野球にたとえると、特集がバッティングなら、コラムは守備。いくら打者がヒットを打っても、守備でポロポロ、エラーが続けば試合に負けてしまうという。
ご覧のようにコラムの充実ぶりは『新潮』が他を圧している。どのコラムも面白くてためになる。『新潮』の強さの秘密はここにあるのだろうと花田氏は分析する。
マンガとグラビアも見逃せない
マンガでは『文春』の桜玉吉「日々我人間」を挙げる。ついでに触れておくと、『新潮』のグラビアはいつも面白い。特に、時折掲載される田中和義氏による日本の風景写真はいつも感動していると述べている。