名古屋立てこもり事件の元交渉人が緊迫の舞台裏を激白、要求額25万円の真相とは
名古屋立てこもり事件の元交渉人が舞台裏を激白

2003年に発生した「名古屋立てこもり爆発事件」で、犯人とドア1枚を隔てて説得を続けた元交渉人が、緊迫の舞台裏を明かす。きょう2日に放送される日本テレビのバラエティ番組『金曜ミステリークラブ!!!』(毎週金曜19:00~ ※関東地区ほか)で取り上げられる。

爆発直前まで続けた説得、頼れる武器は「言葉」のみ

2003年、ある男が運送会社の支店を突如占拠し、社員33人を人質に取ってビルに立てこもった。さらにフロア一面に大量のガソリンをまき散らし、テレビのワイドショーなどが現場を中継して日本中が見守る中、大爆発が起きた。

爆発直前まで最前線で説得を続けていたのは、愛知県警捜査一課で交渉人を務めた小西靖之元警部。「この事件を風化させてはいけない」という思いから番組への出演を決意し、「長い警察人生の中で一番記憶に残る事件だった」と振り返る。

爆発する約2時間前、現場は一瞬の判断ミスが大惨事を招きかねない極限状態にあった。室内にはガソリンが充満し、引火の危険性から特殊部隊による突入作戦も実行できない。さらに交渉人は犯人を刺激しないため、拳銃を持たず、最低限の装備で対峙しなければならなかった。頼ることができるのは「言葉」のみ。その必死の交渉について、西野七瀬も「一言一言すごい大事に発さないと、何が刺激になっちゃうかわからない」と驚く。

要求額はわずか“25万円”、その数字が意味するものとは

爆発の危険が刻一刻と高まる中、犯人はなかなか要求を口にしなかった。そして、やがて金銭を要求するものの、その額はわずか“25万円”。33人を人質に取り、大量のガソリンをまいた立てこもり事件で、なぜ要求額は25万円だったのか。番組では、その数字が意味するもの、そして爆発直前に小西氏が察知したという犯人の真の目的に迫っていく。

再現ドラマで喜矢武豊が元交渉人を熱演

再現ドラマでは、ゴールデンボンバーの喜矢武豊が小西氏を演じる。普段見せるお調子者のキャラクターから一変した鬼気迫る演技に、スタジオからは「すごい! 全然違う!」と絶賛の声が上がる。

番組後半では、直後の19時56分から放送される南原清隆と二宮がMCを務める特番『クイズフェスティバル 2026 秋』から、収録中に大泉洋が起こした“不可解なミステリー”も先行公開される。

【編集部MEMO】喜矢武豊は、1985年3月15日生まれ、東京都出身。ヴィジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーのメンバー。ライブではギターソロに代わるさまざまなパフォーマンスを披露するほか、俳優として映画や舞台にも出演している。