『ひっかかりニーチェ』豪華ゲストは太田光とラウール、メディア論で熱く激突
『ひっかかりニーチェ』豪華ゲストは太田光とラウール

テレビ朝日系バラエティー『永野&くるまのひっかかりニーチェ 1時間SP』(後11:15)が2日に放送され、ベールに包まれていた“番組史上最も豪華なゲスト”が、爆笑問題・太田光とSnow Man・ラウールであることが明かされた。

ラウールが語る“演者とスタッフの距離感”

最初に登場したラウールの“ひっかかること”は「演者を間違えた方向でリスペクトしすぎ」というもの。礼儀はもちろん大事と前置きしつつも「最近気づいちゃって…出演者とスタッフさんとの距離が離れすぎてるなって。普通に“ヒューマン同士”なのに…」と独自の視点で切り出した。

“出演者も裏方も関係なく、同じ人間として一緒にモノづくりしたい”、“年功序列で、タメ口で接してくれてもいい”と願うラウールに、くるまは「昔のテレビ業界は演者を輝かせるよう教育されていた」と、往年の“スターの時代”の風習が現代まで残っていることに違和感はあると同調した。

しかし、ラウールのさらに踏み込んだ発言に「物騒な方向に戻すのやめて!」(くるま)、「ドキっとした!」(永野)と思わず冷や汗をかくことに。「良いクリエイティブをしたい!お互いにリスペクトしたい!」がために熱を増すラウールの“むき出しの本音”がふたりを翻弄した。

永野とくるまが解く“ラウールの世界”

永野とくるまが“ラウールが思い描く世界への到達の難しさ”を解くと、「嘘の世界で生きていくしかない…」とまさかの闇堕ち(?)。かと思えば、昨今の芸能界についての持論を語ると、永野から「伝説のスピーチ!」と絶賛される場面も見られた。

真剣な眼差し、考え込む瞬間、思わず立ち上がって大笑い…。まるで猫の目のようにコロコロと表情を変えながら存分に語り尽くしたラウールは、やがて「すごくいい時間!」と大満足に。最後には、「まったく同じことを考えていました! エクスタシー感じてます!」と永野の“ある考え”に大共鳴していた。

太田光が持論を展開「テレビがオールドメディアって言われるたびにひっかかる」

太田の“ひっかかること”は「テレビがオールドメディアって言われるたびにひっかかる」。これには、くるまも「テーマでっか!」と頭を抱える。「テレビ業界が落ちているのはわかっているけど…悲しくなる」と言う太田だが、自身がデビューした1988年当時から、すでに「テレビは終わり始めていた」と回想。80年代初頭の“漫才ブーム”などのエピソードを交えながら、これからのテレビの行く末を憂いた。

今回、太田がこのテーマを持ってきたきっかけは、自身が出演し、大炎上となった選挙特番での高市早苗総理とのやりとりで…。くるまは「総理と芸人との掛け合い史上、一番面白かった」と称賛し、太田も「お互いにわだかまりはないと思っている」と語ったが、ここで「くだらねぇ人間がいっぱいいる!」と太田のギアがトップに。「頭に来る!!」と声を張るその原因が、外野から入る横やりで…。

「これだからオールドメディアは…」と嘆く、その外野の者たちこそ、結局“テレビ番組(オールドメディア)の出来損ない”のようなネット番組をやっていると憤り、「お前はニューメディアの代表じゃない!」とこめかみに血管を浮き上がらせて怒り爆発。

3人のメディア論と永野の抱擁

暴走の止まらない太田にくるまは「声デカい…わかりましたって…直接言ってください!」と苦笑いするが、相反して永野は「政治とかわからないし…序盤から自信なくて…」と口数が極端に減少する事態に。また、昨今のテレビやYouTubeなどのメディアについて、くるまが熱弁をふるうが、なぜか太田と永野には響かず(?)。3人が、“ふざけながらも真剣”に熱く語るメディア論は必見だ。

「テレビは素人の広場」との持論を唱える太田の真意とは…。「元祖炎上系!」と太田を例えた永野が、なぜか彼を抱擁する展開もあった。