TMNETWORK横浜アリーナ公演をWOWOW独占放送、「量子もつれ」テーマの最新ツアー
TMNETWORK横浜アリーナ公演をWOWOW独占放送

TMNETWORKが今年1月から5月にかけて全国13都市20公演を巡った「TMNETWORK TOUR 2026 QUANTUM」から、4月7日・8日に開催された横浜アリーナ公演の模様が、6月27日午後9時からWOWOWプライムで独占放送・配信される。これに先立ち、オフィシャルライブレポートが到着した。

「Get Wildの日」に開催された横浜アリーナ2Days

1984年のデビュー以来、斬新な音楽性と深いメッセージ性でJ-POPシーンの礎を築いたTMNETWORK。1994年にプロジェクト終了宣言をした後、1999年に再始動。その後も活動スリープと再起動を繰り返し、2021年からはデビュー40周年に向けたプロジェクト「YONMARU+01」を完遂した。今回のツアーは、その次なるフェーズとして注目を集めた。

横浜アリーナ公演は1年ぶりの開催で、特に4月8日は日本記念日協会に正式認定された「Get Wildの日」にあたり、開演前から観客の熱気が会場を包んだ。定刻を過ぎて場内が暗転すると、巨大LEDスクリーンに大自然の河川風景が映し出され、荘厳なプロローグが始まる。小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の3人が白い衣装で登場し、本編がスタートした。

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「量子もつれ」をテーマにした革新的ステージ

オープニングナンバーは「Resistance」。オリジナルの疾走感から一転、スローテンポで心の波動を紡ぐアレンジに会場は静かに聞き入った。続く「Don't Let Me Cry」ではすれ違いの刹那を丁寧に描き、「We Can't Stop That Way」では不確かな道を進むメッセージを届けた。3曲終了後、スクリーンに今回のコンセプト「量子もつれ」の説明が映し出される。

「量子もつれ」とは、2つ以上の粒子が強く結びつき、距離に関わらず相関性を持つ現象。小室と木根はこのテーマを音像で表現し、プログレッシブロックとエレクトロを融合させた「QUANTUM組曲」三篇を披露。中でも「QUANTUM III -Rise together-」では、力強いサウンドで共に立ち上がろうと呼びかけ、会場のQRコードから歌詞を読める仕掛けも話題を呼んだ。

40年の時を超えた名曲の数々

木根がメインボーカルを務めた「恋せよ乙女〜Run Through The Night〜」を経て、「Human System」では1987年当時に描かれた孤独が2026年の現代にリアルに響いた。デビュー前の楽曲「TIMEMACHINE」では宇都宮の優しいボーカルが胸に沁みる。2000年発表の組曲を再解釈した「Major Turn-Round」は10分以上の熱演で圧倒し、映像や炎の特殊効果も駆使された。

小室のソロコーナーでは、ルーパーを導入したピアノと自身の歌で祈りを込めた「FATE」を披露。終盤には「Beyond the Time」「KISS YOU」「Get Wild Continual」など80年代の代表曲が最新の音色で響き渡り、量子もつれのテーマの下で新たな示唆を与えた。アンコールでは「You can Dance」で観客と一体となり、ラストは「CUBE」で締めくくった。

放送・配信情報とセットリスト

公演の模様は6月27日午後9時からWOWOWプライムで放送され、WOWOWオンデマンドで配信。放送・配信終了後から1カ月間アーカイブ配信も行われる。セットリストは以下の通り。

  • M01. Resistance
  • M02. Don't Let Me Cry
  • M03. We Can't Stop That Way
  • M04. QUANTUM I
  • M05. QUANTUM II
  • M06. QUANTUM III -Rise together-
  • M07. 恋せよ乙女〜Run Through The Night〜
  • M08. Human System
  • M09. TIMEMACHINE
  • M10. Major Turn-Round
  • M11. Fool On The Planet
  • M12. TK Solo -FATE-
  • M13. Beyond the Time
  • M14. KISS YOU
  • M15. Get Wild Continual
  • M16. You can Dance
  • M17. CUBE

TMNETWORKはAIを駆使した映像や照明と演奏を同期させ、最先端のエンターテインメントショーを実現。難解でありながらポップカルチャーとしての間口を広げるライブパフォーマンスは、40年以上のキャリアが証明するように、常に未来に向けて放たれている。

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