ロックバンドのくるりが13日、公式サイトを更新し、事務所移籍を報告した。
サイトでは「この度、2013年の設立以来、所属してまいりましたノイズマッカートニーから、フェイスミュージックエンタテインメントへ移籍する運びとなりました」と報告。「結成30周年を迎えた今、2028年に控えるメジャーデビュー30周年に向け、これからの音楽活動により一層集中して取り組んでいくため、今回の移籍を決断いたしました」と伝えた。
「新たな環境で、より精力的に音楽を届けていきたいと思います。移籍にあたり、岸田繁、佐藤征史それぞれからコメントをお届けします」と続けた。
岸田繁コメント全文
三十年続けてきたバンドと、それ以前から続けてきた音楽制作に無我夢中になっているうちに、私は50歳になりました。振り返れば、長年同じ道を歩んできた佐藤征史とともに、多くのことにチャレンジしてきたように思います。これまで私たちが遺してきた音楽や足跡は、私たちのものであると同時に、多くの皆さまのものにもなっているのだと思います。これまでとこれからは、ひとつの道に繋がっています。だから、いま一度基本に立ち帰り、新たな音楽を生み出すことこそが、自分に与えられている使命のようなものだと感じています。長く続けていると凝り固まってしまうこともありますが、続けてきたからこそ巡ってくる良いご縁があります。新しいプロダクションの仲間たちは、皆さまと私たちを繋ぐための新しい船を用意してくれました。この船出を大切に、これからの歩みへと繋げていきたいと思います。改めて全国の皆さまに時間をかけて会いに行きますので、三十年もののくるりを楽しみにしておいてください。どうぞよろしくお願いいたします。令和八年九月末日岸田繁
佐藤征史コメント全文
くるりがバッドニュースから独立しNOISE McCARTNEYを立ち上げて早12年以上が経ちました。バッドニュースのスタッフにも引き続きお世話になりながら、ビクター、アミューズの力もお借りして、くるりらしい、自由な音楽活動を続けてこられたと思っています。そんな中、くるりも結成30周年を迎えました。再来年にはデビュー30周年も見据えています。えらくおっさんバンドになったものだなとしみじみ思いますが、自分たちの事務所でできること、 できないことが明確になってきたところで、これまで通りの活動を繰り返していってしまう予感もありました。惰性で続けられるほどバンドは甘いもんじゃありません。新しい環境が必要なのかもしれないと思い始めました。そんな折、FAITH MUSIC ENTERTAINMENT とご一緒できる運びになりました。自分たちが先を見据えて活動していくために一番な環境を一緒に作っていければと思っています。来年1月からはくるりの30回転として〜芳しきバンドマン〜、〜芳しきアンサンブル〜ツアーも始まります。いままで以上に音楽に集中しながら、くるりの音楽がもっと多くの皆さまの元へ届くように頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。そして NOISE McCARTNEY は無くなりはしませんが、これまで関わってくれた全てのスタッフに心から感謝します。佐藤征史