NHK『映像の世紀』が33年前の逸見政孝さんのがん公表会見を紹介、社会の意識を揺さぶったとナレーション
NHK『映像の世紀』が逸見政孝さんのがん公表会見を紹介

14日放送のNHK『映像の世紀バタフライエフェクト』(後10:00)で、「がん 人類最大の敵との闘い」と題した企画が届けられた。その中で、1993年9月に逸見政孝さん(享年48)が「私が今、侵されている病気の名前、病名はがんです」と語り、日本中に衝撃を与えた記者会見の映像が紹介された。

「社会の意識を大きく揺さぶった」と番組ナレーション

番組では「社会のがんとの向き合い方を変えた出来事がある。1993年、アナウンサーの逸見政孝さんが、自らのがんを公表した。週5本のレギュラー番組を抱えていた人気司会者の告白は、深い衝撃を与えた。会見の3ヶ月後、逸見さんは亡くなった。だが、がんは隠すものという長い常識を破り、戦う姿勢を自ら示したその会見は、社会の意識を大きく揺さぶった。告知は一般化し、がん検診を受ける人も急増した」とのナレーションとともに、逸見さんの会見を伝えた。

この30年で世界のがん死亡率は21%低下

この日の放送概要は「正体不明のがんの治療は手探りで進められてきた。手術では、時に患者の体が必要以上に切り取られ、放射線療法は新たながんを生み出すこともあった。化学療法は、実際に投与してみないと、効果も副作用もわからなかった。やがて、分子生物学の発展によってがんの正体が捉えられると、新たな薬や治療法が開発されていく。この30年で世界全体のがん死亡率は21%低下した。多くの人たちの犠牲の上に進んできたがんとの格闘の記録」となっている。

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