2024年に上演された音楽朗読劇『READING HIGH noir』の『THANATOS〜タナトス〜』が、2026年12月19日〜20日に東京・新国立劇場中劇場で再演されることが決定した。出演者は2024年上演時のキャストである相葉雅紀、早見沙織、大塚明夫の3人。チケットの先行抽選受付は11月6日午後7時から開始される。
「アスクレピオスの夢」シリーズ第二弾
『THANATOS〜タナトス〜』は、今年9月に上演されたシリーズ第1弾『HYPNAGOGIA〜ヒプナゴギア〜』に続く、「アスクレピオスの夢」シリーズの第2弾。同シリーズは、ギリシャ神話に登場する医神アスクレピオスにちなんで名付けられた。アスクレピオスは患者を眠らせ、夢の中で神から治療法を授かり、死の淵から救うと伝えられている。眠りの神「HYPNAGOGIA」、その双子の兄弟で死の神「THANATOS」、そして2人を産み落とした夜の女神「NYX」——これら三部作はすべて「眠り」と「死」に抗う「医師」の物語であることから、このシリーズ名が付けられた。
同シリーズの展開に合わせ、公演ロゴも刷新されている。『HYPNAGOGIA〜ヒプナゴギア〜』に続き、今作『THANATOS〜タナトス〜』、そして2027年に予定される最終章『NYX〜ニュクス〜』へとシリーズは続いていく。各作品は独立した物語として単独でも楽しめるが、共通の世界観を持つため、シリーズを通して観ることで魅力をより深く味わうことができる。
物語とキャスト
物語の舞台は1899年の霧の都ロンドン。大富豪アーサー・ポールが個人所有していた豪華な船が、無残な漂流船として発見され、生存者は記憶を失った1人の女性だけだった。この「幽霊船事件」の答えは、すべて封印された彼女の記憶の中にある。天才心理学者エドムント・アインハルトとスコットランドヤードのデイヴィッド・スウェイン警部が挑むサイコサスペンスが描かれる。
相葉雅紀は天才心理学者エドムント・アインハルト役を演じる。物語の鍵を握る記憶を失った女性ルナ・ワルポール役は早見沙織が務め、9月に上演された『HYPNAGOGIA〜ヒプナゴギア〜』に続いての出演となる。事件の解決に奔走するデイヴィッド・スウェイン警部役は大塚明夫が演じる。
公演概要
公演タイトルは「READING HIGH noir第5回公演 『アスクレピオスの夢』シリーズ第二弾『THANATOS〜タナトス〜』」。キャッチコピーは「記憶は再び嘘をつく」。
- 日時:2026年12月19日 昼の部 開場午後1時45分/開演午後2時30分、夜の部 開場午後5時45分/開演午後6時30分。12月20日 昼の部 開場午後0時15分/開演午後1時00分、夜の部 開場午後4時15分/開演午後5時00分(開場・開演時間は変更になる場合あり)
- 会場:新国立劇場 中劇場
- 原作・脚本・演出:藤沢文翁
- 作曲・音楽監督:村中俊之
- 出演:エドムント・アインハルト役 相葉雅紀、ルナ・ワルポール役 早見沙織、デイヴィッド・スウェイン警部役 大塚明夫
- MUSIC:村岡苑子(Vc.)・eji(Pf.)
- 席種・料金(税込):全席指定席1万5000円
READING HIGHは、room NB(ソニーミュージックグループ)と劇作家・演出家の藤沢文翁氏が立ち上げた音楽朗読劇ブランド。2017年の誕生以来、藤沢氏の書き下ろしによるオリジナル作品を上演している。2024年には新プロジェクト『READING HIGH noir』を始動し、最先端のきらびやかさが代名詞の『READING HIGH』とは異なる、シンプルな美しさや枠にとらわれない試みで、究極の“noir(黒)”を追い求めている。2024年に大阪で上演され、相葉の朗読劇初出演作として注目を集めた本作が、2年の時を経て東京で再演を迎える。