NGT48清司麗菜、SASUKE本戦出場へ「勝たなきゃ意味ない」と結果にこだわる理由
NGT48清司麗菜、SASUKE本戦出場へ「勝たなきゃ意味ない」と結果にこだわる理由

新潟県を拠点に活動するアイドルグループ・NGT48の清司麗菜さんが、10月1日に行われた「SASUKEアイドル予選会2026ー出場権争奪バトルー」で優勝し、11月(テレビ放送は年末の予定)に開催される「SASUKE 2026」への出場を決めた。2024年から3年連続の出場で、24年は総合3位、25年は総合2位、そして今回は1位を獲得した。

「勝ち負け」が苦手だった過去

清司さんは25歳になり、「勝たなきゃいけないな」と思ったという。これまでKUNOICHIやHANZOなど「SASUKE関連」の仕事を経験してきたが、本家は別格だと語る。一方で、自身のキャリアを振り返ると「勝ち負け」が苦手だったと明かす。

原体験は「AKB48選抜総選挙」だ。ファン投票によって選抜メンバーが決まるこのイベントは、2009年から2018年まで開催され、社会現象にもなった。清司さんは総選挙を3回経験したが、一度も名前を呼ばれたことはなかった。「ランキング」と「勝ち負け」に、アイドルとして頑張ってきたことを否定された気分になり、そこから勝負事を避けてきたという。

スケートボードが転機に

転機はスケートボードだった。スケボーは一気に上達することがなく、練習を重ねて少しずつ上達していく。小さな「できる」を積み重ねることの大切さを感じたという。

また、愛知名古屋アジア競技大会のスケートボード女子ストリートで銀メダルを獲得した織田夢海選手の姿にも影響を受けた。織田選手は高難度の技に挑む「攻め」のスタイルが持ち味だが、地元開催の大会で序盤からミスが続き、技の難易度を落として得点を取りにいく場面があった。その姿に「勝利への信念」を感じたと清司さんは語る。

結果にこだわって挑む

今回の予選会は、優勝できなければ次はないと思っていた。過去2大会は苦手なところを諦めて他で挽回することを考えていたが、今年は「全ての種目で勝つ」ことを決意。持久力をつけるための走り込みや水泳、食事管理、スタッフが自作したセットを使った本番同様の練習など、勝つために必要なことを全てやりきった。

清司さんは「誰かと比べられたり、勝ち負けをつけられたり。そうじゃないほうがいいなって思うことはたくさんあるけれど、世の中はやっぱりそんなふうにできていない」と語る。それでも、スケートボードやSASUKEを通じて、正しく積み重ねた努力の分だけ成長する自分がいると実感している。

SASUKE本戦に向けては「いつかくる『負け』に向けて、全力で挑んでいく。アイドルでスケーターの私が挑戦する姿を、SASUKEに刻みたい」と意気込みを語った。