モグライダー芝大輔、父の死の日に「仕事行くつもり」も周囲の言葉で3日間休む
モグライダー芝、父の死の日も仕事に行くつもりだったが周囲の言葉で3日間休む

お笑いコンビ・モグライダーの芝大輔が、YouTubeチャンネル『永野とモグライダー芝のぐるり遠回り【テレビ朝日】』で、父を亡くした日の出来事を振り返った。仕事を最優先にしてきた自身の感覚と、家族を優先する現在の価値観との“ズレ”を実感したという。

子どもの入学式で休む時代に「昔だったら考えられない」

番組では、視聴者から寄せられた心温まるエピソードをきっかけに、永野と芝が時代とともに変化する仕事と家族への価値観についてトークを展開した。

芝は、自身が出演している朝の番組を例に挙げ、「たまにレギュラー陣が『今日は○○さん、お子さんの入学式のためお休みです』とかあるんです」と説明。現在では家族の行事を理由に仕事を休むことも自然になっている一方、「そっちが普通。昔だったら考えられない」と、自身が芸人として歩んできた時代との違いを口にした。

永野も「考えられない」と同意すると、芝は、かつては「親の死に目に会えない」といったことさえ仕事への覚悟や美学として語られていたと振り返る。そして、自身も「僕もその覚悟はずっとあったんですけど」と明かした。

父が亡くなった当日も「夜の仕事は行くつもりでいた」

そんな芝自身も、仕事と家族をめぐる価値観の変化を実感する出来事があったという。

芝は「今年、親父が亡くなった時に、その日の夜の仕事は行くつもりでいたんですよ」と告白。しかし、周囲からは「大丈夫です」「すぐに戻ってあげてください」と声をかけられ、その後「3日間ぐらいの仕事全部、休ませてもらった」と振り返った。

父が亡くなった日であっても、芝にとっては仕事へ行くことが自然な選択だったようで、周囲の対応に「えっ、いいの?」「全然行くけど、みたいな」と戸惑ったことも明かした。

周囲との“ズレ”を実感「時代にフィットしてない」

これに永野が「こっちが原始人なのよね。時代にフィットしてない」と苦笑すると、芝は「そうそう。フィットしてない」と同意した。

さらに芝は、休むよう促されても「えっ、いいんすか?」「いやいや、行きます、行きます」と考えてしまうと説明し、「『いや、何言ってんすか』みたいなズレがあるぐらい、僕らってたぶん古いんですよね」と自己分析。永野も「古いんだろうね」とうなずいていた。

仕事を何より優先することを一つの美学としてきた自身の感覚と、家族のために仕事を休むことが自然になった現在。芝にとって父との別れは、その変化を身をもって感じる出来事にもなっていた。

【編集部MEMO】
芸人として生活がギリギリだった頃、毎日のように一緒に過ごしていたという永野とモグライダー・芝大輔。コスパやタイパを重視する人が増える中、順風満帆とは言えない“遠回りな人生”で「楽しさ」を求めて無駄を謳歌してきた2人が、青春ポッドキャスト『永野とモグライダー芝のぐるり遠回り【テレビ朝日】』でトークを繰り広げる。