史上最年少で全米・世界興収ランキング1位を達成した監督ケイン・パーソンズの映画『Backrooms』の邦題が『バックルームズ』に決定し、2026年9月4日に公開されることが発表された。配給はハピネットファントム・スタジオが担当する。併せて、ポスタービジュアル2種とロング予告が公開された。
都市伝説「バックルームズ」を映画化
『バックルームズ』は、インターネット上の都市伝説として知られる空間「Backrooms」を舞台にしたホラー映画。黄色い壁紙の果てしない部屋や終わりのない廊下、不自然な間取り、意味を失った設置物など、現実からわずかにズレた「リミナルスペース」で、観客は最高密度の不安と恐怖を体験する。
パーソンズ監督は16歳でYouTube短編動画『The Backrooms (Found Footage)』を発表。17歳で映画化を企画し、19歳で撮影を実施。現在21歳の彼は、A24と組んで2025年5月29日に全米公開した本作で、初週末興収8,100万ドル(約129億円)を突破。前週公開の『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』を上回り初週全米1位を獲得した。さらに世界興収は1億1,800万ドル(約188億円)に達し、世界ランキングでも1位を記録。パーソンズは全米・世界興収1位を達成した史上最年少監督となり、YouTube発クリエイターが映画史を塗り替える快挙を成し遂げた。
北米初週末3日間の成績は、オリジナルホラー作品として映画史上1位、新人監督による長編デビュー作としても同1位を記録している。
ロング予告の内容
公開されたロング予告は、家具店店主クラーク(キウェテル・イジョフォー)が店内で「あるはずのない隙間」を発見する場面から始まる。その先には全面黄色い壁紙の異様な空間が広がり、奇妙に積まれた家具や断片的なアナウンス、迷路のような黄色い部屋が映し出される。クラークはセラピストのメアリー(レナーテ・レインスヴェ)に空間の存在を説明するも信じてもらえず、証明のためビデオカメラを持って従業員と再び足を踏み入れる。そこで待ち受けるのは、想像を絶する現実の裏側の世界だった。
予告には、壁に吸い込まれるメアリー、不穏な電子音、床に埋め込まれた置物、監視カメラ、防護服の男たち、響き渡る叫び声など、都市伝説「バックルームズ」を象徴する断片が次々と登場。謎の恐怖が少しずつ輪郭を現し、出口のない悪夢へと観客を引きずり込む戦慄の映像に仕上がっている。
ポスタービジュアルとキャッチコピー
ポスター2種には「脳を侵食する映像体験」「今、恐怖の定義が変わる」のキャッチコピーが添えられ、黄色い不穏な空間に閉じ込められたクラークとメアリーの姿が描かれている。本作の不気味な世界観と未知の恐怖を強烈に印象づけるビジュアルとなっている。
ストーリーとキャスト
ある日、自らの店の地下から異次元へ迷い込んだ男クラーク。ルールすら存在しない不条理な世界で怪異に直面する。なぜこの空間は存在するのか、そこで何が起きているのか――。
出演はキウェテル・イジョフォー(クラーク役)、レナーテ・レインスヴェ(メアリー役)、マーク・デュプラス(フィル役)、フィン・ベネット(ボビー役)。監督はケイン・パーソンズ、脚本はウィル・スーディクが務める。



