セブンカフェのコーヒーが、まもなく累計販売数100億杯に到達する。このタイミングでセブン-イレブンでは10月20日より、全国の店舗にて「選べる3種の青『セレクトブレンド』(キリマンジャロブレンド / コロンビアブレンド / グアテマラブレンド)」の販売をスタートする。担当者は「その日の気分にあわせて3種の味わいを楽しんでもらえたら」とアピールしている。
3種の青、味わいの特徴は?
セブンカフェのコーヒーが進化する。新商品『セブンカフェ 選べる3種の青「セレクトブレンド」』は、コーヒー豆の産地による味の違いを忠実に再現。キリマンジャロは飲みごたえのある力強いコクとビターな味わいで、コロンビアはコクと酸味のバランスがとれた味わい、グアテマラは華やかな香りと澄んだ味わいとなっている。
レジでは「セブンカフェの青いの下さい」で専用のコーヒーカップを購入できる。価格は、ホットのレギュラー(R)が170.64円、ラージ(L)が260.28円、アイスのレギュラー(R)が170.64円、ラージ(L)が290.52円。なお10月21日~31日までの11日間は30円引きセールを行う。
コーヒーマシンのタッチパネルで、希望するブレンドを選んで抽出する。
100億杯到達とコーヒー商品化の歴史
セブン-イレブン・ジャパンの阿久津知洋社長は「セブンカフェは2013年に誕生しましたが、この10月末でついに累計販売数100億杯に到達する見込みとなりました」と報告する。
セブンカフェが呼び水となり、2013年以降は様々な業態のプレイヤーがホットコーヒーを販売するようになり、国内のコーヒー消費量が増えた、皆さんの生活習慣の中にコーヒーを楽しむ時間ができた、と語る阿久津社長。そのうえで、これまでの道筋は平坦ではなかった、と振り返る。
「これまで非常にたくさんの挑戦と失敗を繰り返してきました。私たちは、創業まもない1975年頃からコーヒーの商品化に取り組んできたんです。初めは、デキャンタストーブ式のコーヒーメーカーでホットコーヒーを提供していましたが、時間が経つと酸化して味が損なわれてしまう欠点がありました。1994年にはカートリッジ式、2001年にはエスプレッソ式のマシンを使いましたが、飲み慣れたコーヒーの味を再現できませんでした。そして2013年に、ようやく日本人の嗜好に合ったドリップコーヒーをお出しできるようになったんです」。セブンカフェの歴史は”エラー(失敗)&ラーン(学び)”の繰り返し、これからも挑戦あるのみ、と言葉に力を込める。
パートナー企業への感謝と今後の展望
ここで、セブンカフェを支えるパートナー企業にあらためて感謝の言葉を伝えた。厳選したアラビカ種を100%使用できている背景には、三井物産と丸紅の協力がある。コーヒー豆の焙煎には、味の素AGF、UCC上島珈琲の技術が活かされている。コーヒーマシンは富士電機が1年以上をかけて開発した。アイスコーヒー用の氷は小久保製氷冷蔵のもの、飲みやすい紙コップは東罐興業の商品。カフェラテ用のミルクは、江崎グリコとよつ葉乳業が提供している。セブンカフェは佐藤可士和氏のブランディングにより洗練され、消費者の日常生活に深く浸透した。
阿久津社長は「みなさまの生活に寄り添うセブン-イレブンとなれるよう、セブンカフェもさらに魅力を高めてまいります。これまでお客様にご愛顧いただき、100億杯に到達することができました。これからも皆さまの朝の一杯、お昼ごはんのあとの一杯、休憩時のホッとひと息つく一杯、そんな様々な場面でおいしく飲んでもらえるよう、味にさらなる磨きをかけてまいります」とする。
ちなみに今回の新商品、阿久津社長の味の評価は? 「私も、全種類を飲み比べています。キリマンジャロブレンドは、私としてはだいぶ苦み走っている感じ。朝、起きたときの目覚めの一杯にぴったり、そんなインパクトがあります。コロンビアブレンドは、お昼ごはんを食べ終えたときに飲みたいですね。気持ちが整うので、午後の仕事にも良い気分で向かえそうです。グアテマラブレンドは、香りが一番華やか。休憩時に飲んだら、疲れもリセットできるんではないでしょうか」。
最後に、揚げたて・焼きたて・淹れたてのおいしさを、いつでも、近くの店舗で楽しめる世界を目指す「Live-Meal」(ライブ ミール)の取り組みについても触れた。特に店内のオーブンで焼き上げる「セブンカフェ ベーカリー」は、コーヒーとの相性が抜群。阿久津社長は「まるで専門店のようにクオリティが高いベーカリーを、コーヒーのお供に楽しんでもらえたら」と呼びかけた。
「お店で焼いた カリッじゅワッサン」(230.04円)は、発酵バター入りのシートを16層に折り込んだ。表面には砂糖をまぶし、焼き上げることでカラメル化している。ネーミングの由来は”外はカリッ、中はじゅわっ、もちっ”の食感から。ちなみに今春発売し、売り切れが続出しているという。
「お店で焼いた カリッもちっバター餅」(160.92円)は、10月20日に発売予定。もち米粉、タピオカ粉など3種類の”もちもち感を出す粉”を配合し、バターを合わせて焼き上げた。外はカリッと香ばしく、中はもちもちとした食感を楽しめるスイーツとなっている。