星野リゾートは、メロンや葡萄、シャインマスカットなどのフルーツから、きのこやポテトサラダまで、地域の風土をグラスに表現した「旅のご当地パフェ」を全国の施設で提供している。近年、日本の飲食業界においてパフェは単なる食後のデザートの枠を超え、1日の締めくくりに味わう「夜パフェ」文化の全国的な定着や、精巧なビジュアルを目的としてその土地へ足を運ぶきっかけとなる「旅の主役」へと進化を遂げている。同社では、このパフェの持つ「空間や情景を何層ものレイヤーで立体的に表現できる」という芸術性と、風土を伝える表現力に着目。単にフルーツを並べるだけでなく、地域の固有の風土やその土地が持つストーリーを1つのグラスに凝縮。これにより、グラスを覗くことでその土地の旅情を追体験できるような、立体的な食体験を提案している。
地域の自然や季節の情景を表現「ビジュアルご当地パフェ」
「BEB5土浦」(茨城県土浦市)では、ブルーベリーの日本三大産地であるつくば市にちなみ、ブルーベリーソースをあしらった夏限定のパフェ「紫陽花ブルーミング」(1,000円)を提供している。ホワイトチョコクランチ、紫と青の2色のゼリー、バニラアイスなどを層状に重ねた。上には、白餡を華やかに色付けして紫陽花の形状に成形した「あんフラワー」を飾り、その繊細な色彩で季節感を表現した。提供期間は6月1日~7月14日まで。
「奥入瀬渓流ホテル」(青森県十和田市)では、6月1日~10月31日までの期間、宿泊プラン「おいらせ苔旅」(1名183,060円~)を販売している。プラン限定のウェルカムスイーツとして提供するのは、国の特別名勝・奥入瀬渓流に生息する「ジャゴケ」をイメージした、本物の苔そっくりな「おいらせ苔パフェ」。優しい甘さの抹茶アイスを中心に、ハーブやローストアーモンドを合わせ、苔独特の爽やかな香りと質感を表現している。提供時にはガラスドームが使われ、外した瞬間に夏の冷涼な海霧「ヤマセ」を彷彿とさせるスモークが広がる演出を導入。視覚と香りで奥入瀬の湿潤な自然環境を体感できる一皿となっている。
「星のや軽井沢」(長野県軽井沢町)では、施設の中心にある池の水面に映る満月を模した、1日4食限定の夜パフェ「シャインマスカットと安納芋の満月パフェ」(2,500円)を提供する。古来、中秋の名月に五穀豊穣を願った風習になぞらえ、濃厚な甘みの安納芋アイスクリームや、信州の酒処にちなんだ吟醸酒の日本酒ゼリー、シャインマスカットを重ねて秋の収穫への感謝を表現している。提供期間は9月21日~11月28日(除外日あり)まで。
食材の掛け合わせを楽しむ「意外性パフェ」
「トマム」(北海道勇払郡)では、9月1日~10月31日までの期間「ポテサラジェラートパフェ」(1,400円)を提供する。北海道を代表する食材であるじゃがいもを使用した、食事としても楽しめる意外性に満ちたパフェ。上には「インカのめざめ」や「シャドークイーン」など風味や色の異なる3種類の「ポテサラジェラート」を盛り付け。中には、フルーツやレモンジュレ、ファーム星野のヨーグルトを重ねており、じゃがいもの甘みとフルーツの爽やかな酸味が絶妙に調和する。ポテサラなのに食べると新感覚な味わいの一皿だ。
「BEB5軽井沢」(長野県軽井沢町)では、きのこ総合企業のホクトと共同開発した、夜限定パフェ「きのこパフェ」(1,670円)を提供する。乾燥しいたけを使用したカカオクランブルや、マイタケパウダーを練り込んだホワイトチョコレートクリーム、洋梨ソースなどを何層にも重ねている。上には、乾燥きのこミックスで作ったブナシメジ風のメレンゲや、エリンギ風のクッキーを飾り付け、風味と質感の双方できのこの特徴を表現した、意外性あふれる一皿。提供期間は9月1日~11月30日。
名産地の秋の恵みを楽しむ「プレミアムフルーツパフェ」
「リゾナーレ八ヶ岳」(山梨県北杜市)では、山梨県が生産量日本一を誇る葡萄の魅力を凝縮した1日3食限定のパフェ「たっぷり葡萄の贅沢パフェ」(4,000円)を提供する。パフェの主役には、黒いシャインマスカットとも呼ばれ濃厚な甘みとコクを持つ「富士の輝」や、大粒でみずみずしい後味の「雄宝」など、入手が困難な5種類の希少な葡萄を贅沢に使用。地域の生産者と繋がり、豊富な品種を栽培する名産地・山梨県ならではの、葡萄の個性を一度に食べ比べられる特別な一皿。提供期間は8月29日~9月27日まで。
1日の締めくくりに味わう「進化系夜パフェ」
「1955 東京ベイ」(千葉県浦安市)では、9月16日~10月31日の期間、「パンプキンパイサンデー」(1,650円)を提供する。テーマパーク帰りの夜にも味わえるよう、夜23時まで営業する「Cafeteria」で提供する秋限定の夜サンデー。アメリカのハロウィーンで親しまれている伝統的なパンプキンパイをベースに、シナモンなどのスパイスを効かせた濃厚なキャラメルジュレ、バニラアイスクリームを層状に重ねて仕立てた。トップには、映画の世界観を彷彿とさせるジャック・オ・ランタン型のパイを飾り、サクサクとした食感の変化を持たせている。
「OMO7旭川」(北海道旭川市)では、「メロンとフレッシュクリームのパフェ」(1,700円)を提供する。1日の締めくくりにパフェを味わう北海道の夜パフェ文化と、地域の夏の味覚を掛け合わせた一皿。近隣の「富良野メロン街道」にちなみ、濃厚な赤肉メロンの果汁を贅沢に使用したソースやメロンのアイスクリームを重ねた。OMOカフェ&バルに設置された約300個の柔らかなメロンライトの下で、メロン固有の甘みや香りとフレッシュクリームのまろやかさを味わえるパフェ。提供期間は6月1日~8月31日。
「BEB5沖縄瀬良垣」(沖縄県国頭郡)では、沖縄の秋の味覚「紅芋」をふんだんに活用した「ご褒美紅芋スイーツナイト」限定の「紅芋パフェ」(1,500円)を提供する。グラス内には紅芋のジェラートやペーストを贅沢に盛り付けた。メレンゲや紅芋チップスなどもトッピングしており、食感の変化を楽しみながら、最後の一口まで飽きずに味わえる。提供期間は9月1日~11月30日。



