俳優の石田ゆり子が16日、MBS・TBS系バラエティ番組『日曜日の初耳学』(毎週日曜22:00~)に出演。2008年に71歳で亡くなった恩師・緒形拳さんへの思いを涙ながらに語った。
緒形拳さんから「お前何もできないんだな」
石田は「恩師といえば、私は緒形拳さん」と明かし、デビュー作となったNHKドラマ『海の群星』での共演を回顧。「当時の私は、何も知らない素人。本当にさまざまなことを教えていただいて。『お前、何もできないんだな』ってまず言われて」と苦笑しながら振り返った。
一方で「でも、『できないことはできないままでいてくれ。変な芝居を覚えないでくれ』ってすごく言われて。何もできない私をすごくかわいがってくださった」と感謝をにじませた。
「絶対に嘘を言わなかった」人柄
さらに、緒形さんの当時のマネージャーから、石田がプレゼントした置物を大切に飾っていたことなどを伝えられると、目に涙を浮かべた。「本当に緒形さんはそういう方でしたね」としみじみ語り、「絶対に嘘を言わなかった。思ってもいないことを言わない。言わないし、嘘は見抜かれた」と人柄を紹介した。
「だから、私よく叱られましたよ。『全然発声がなってない。ボイトレに行け』と言われた。あとは、なんか甘えたことを言ったときに『俺を頼るなよ』と言われたこともありますし」と当時のエピソードを披露した。
「緒形さんに褒められたくて」続けた俳優業
そのうえで「結局、緒形さんに褒められたくて、(俳優を)やってたところはあるので」と告白。「緒方さんのことを思い出すと、もう1回ちゃんとご一緒したかったなって思いますね。一番最初にご一緒したことで、俳優を続けることができた……。本当に幸せだったと思ってます」と話した。
また、「亡くなったときは今でも信じられない、信じないというか……。お別れの会があると言われても行けない。むしろ思い出の中にいてほしい気持ちです」と思いを明かしていた。
『日曜日の初耳学』は、MBS・TBS系で2015年4月から放送されているバラエティ番組。人気コーナーである「インタビュアー林修」は、あるジャンルで“カリスマ”と呼ばれている人物からまだ公にしていない話を、林修が聞き出すインタビュー企画で、これまでに桑田佳祐や桜井和寿、堺雅人など多数の著名人が出演している。



