名誉都民のタモリさん「非難ごうごうでした」50年の歩み振り返る
名誉都民タモリさん「非難ごうごう」50年振り返る

東京都庁で1日、今年度の名誉都民の顕彰式が行われ、タレントのタモリさん(81)、児童文学作家の角野栄子さん(91)、日本パラスポーツ協会前会長で東京ガス名誉顧問の鳥原光憲さん(83)に称号記が贈られた。

タモリさん、都庁初訪問で笑いを誘う

タモリさんはバラエティー番組「笑っていいとも!」の司会を30年以上務めた。壇上では、「(西新宿にある)都庁に入るのは初めて。東口の方(スタジオアルタのあった)で長年勤めていおりまして」とのつかみで会場を笑わせた。

「この世界に入ってちょうど50年目。最初の方は非難ごうごうでした。サングラスをかけてテレビに出るのは不届きだと。ブリーフ一枚でイグアナの物まねをしたら、気持ち悪いと」とのエピソードを披露した。

名誉都民への思い

名誉都民について、「大変な方々が受賞しているので、いったんは辞退しようかと思ったが、せっかく褒めていただけるのだからOKしようと思い、ここに来ました」と話した。

角野さんは、宮崎駿監督がアニメ映画としても知られる「魔女の宅急便」の原作者で、多くの児童文学作品を手がけてきた。子どもたちに向けて「本の中に冒険を見つけて、想像して心をワクワクさせて」と呼びかけた。

鳥原さん、パラスポーツへの貢献を喜ぶ

鳥原さんは、長年パラスポーツの発展に尽力したほか、東京ガスサッカー部を母体にJリーグの「FC東京」を創立し、スポーツを通じた地域社会の振興に貢献した。「この賞は、私ではなく、パラスポーツの発展に貢献した関係者全員に対するものだと、受け止めています」と喜びを語った。